「藤原組~Over~」
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4年生特集企画 第12回 藤原慎介
投稿日時:2012/09/07(金) 17:10
第12回のテーマは「頂点へ」。日本一を目指すチームの先頭に立って鼓舞する、主将・藤原の思いに迫る。

―春シーズン7勝1敗という結果を振り返ってどうですか
「結果だけ見ればいい結果だと思いますが、全勝したかったという気持ちはあります。加えて帝京大や早大のような関東の強いチームとも試合をして、どこまでできるか感触を確かめておきたかったというのが本音です」
―春シーズンを通して試合の内容はどうでしたか
「ディフェンス力というのは例年よりも上がっていると思います。その部分では春シーズンを通してディフェンスを強化してきてよかったと思っています。しかしまだ現時点で納得しているわけではないですし、春にできなかったアタックも夏に強化しなければならないです。FWで言えばセットプレー。どれだけプレッシャーをかけていくか、きれいにボールを出せるかいうところで秋の戦い方も大きく変わってくると思うので、同じく夏の課題です」
―春シーズンの試合の中で内容のよかった試合は
「みんなの気持ちが一番前に出ていたのは天理大戦だと思います。全員が体を張ろう、絶対に勝ちたいという気持ちが出ていたので、勝利という結果につながったと思います。ディフェンスの意識が変わって全員が体を張ろうと思えているので、その点ではどの試合もよかったと思います」
―関大戦は悔やまれる結果となりましたがどうでしたか
「天理大戦の次の週でしたが、おごることなく練習にも臨めましたし、昨年負けていることもあり絶対に勝とうと声も掛け合っていました。しかし負けてしまったということは関大よりも気持ちが足らなかったからだと思います。言い訳になってしまいますが、あの負けがあったから強くなれたと言えるようにしたいです」

―FW、BK一体となったラグビーということを目標にされていたと思いますが春シーズンは理想のラグビーに近づけましたか
「ディフェンスという部分についてはできていたとは思うのですが、アタックの部分では練習不足もあり、つなぐ意識は持っていたもののこれからだと思います」
―個人的に春シーズンを振り返ってどうでしたか
「今シーズンは安田(尚矢=人4)がけがをしていたのでLOやナンバー8をすることもありました。どのポジションで出ても僕のやることは変わらなくて、一番前で体張ってディフェンスするだけです。出来としてはよくなかったですね。自分のプレーができていませんでした。やはり4年生になると自分のことよりもチームのことをしなければならないので、あまり自分を出せなかったというのがありますね」
―これから取り組みたいことはありますか
「昨年までの勢いの良さを出していきたいですね。僕だけではなくて、4年生はみんなそうだと思うので、一度話し合って個性強くやっていきたいかなと思います」
―下級生の成長はどう見ていますか
「U―20のメンバーがほとんど試合に出てなくて、空いた穴をみんなが切磋琢磨して埋めようとしていました。みんなが『自分がAチームとして出るんだ』という気持ちでやってくれているので、誰かがけがをして離脱しても遜色なく戦えると思います。今年の秋リーグは試合が6週連続でタイトなスケジュールなので、けが人が出るかもしれませんが選手層は厚いのでそこは関学の強みになってくると思います。ディフェンスもAチームからDチームくらいまで個々のレベルはそれぞれ上がってきて、試合形式の練習でもAチームがCチーム相手にトライを決めきれないということがあるくらいです」

―アンガス(=アンドリュー・マコーミック=HC)さんの存在は
「常に見られているという意識がつきましたね。日本代表の主将も務めた人の発言はチームをまとめてくれますし、一本の芯ができたのでアンガスさんの言うことを聞いて僕らがやって、ひとつの方向に向かっていくことができています」
―トレーナーやスタッフの働きも大きくなっていると聞いていますがどうですか
「トレーナーやマネージャーの人数も増えてきていて、いつの間にか練習の用意ができています。練習と練習の無駄な時間も省けていますし、選手にとってはとてもいい環境でラグビーができていると思います。また練習後のケアもしてくれていて、そういったところも今年のけが人の少なさにつながっていると思います。」
―個人的に成し遂げたいことはありますか
「自分の理想である『誰よりも体を張る主将』になれたら、結果も付いてくると思うので体現したいですね」
―最後にラストイヤーにかける意気込みをお願いします
「OBの方にも『今年は期待しているよ』と声を掛けていただいているし、本当に期待されているんだなと感じます。それを返していきたいですし、最終的には優勝して一番になることが僕らのやりたいことなので、自分たちのために勝ちたいと思います」
■藤原慎介(ふじわら・しんすけ)/六甲アイランド高/商4/181㌢・103㌔/ダーツ
(取材日:7月19日)

―春シーズン7勝1敗という結果を振り返ってどうですか
「結果だけ見ればいい結果だと思いますが、全勝したかったという気持ちはあります。加えて帝京大や早大のような関東の強いチームとも試合をして、どこまでできるか感触を確かめておきたかったというのが本音です」
―春シーズンを通して試合の内容はどうでしたか
「ディフェンス力というのは例年よりも上がっていると思います。その部分では春シーズンを通してディフェンスを強化してきてよかったと思っています。しかしまだ現時点で納得しているわけではないですし、春にできなかったアタックも夏に強化しなければならないです。FWで言えばセットプレー。どれだけプレッシャーをかけていくか、きれいにボールを出せるかいうところで秋の戦い方も大きく変わってくると思うので、同じく夏の課題です」
―春シーズンの試合の中で内容のよかった試合は
「みんなの気持ちが一番前に出ていたのは天理大戦だと思います。全員が体を張ろう、絶対に勝ちたいという気持ちが出ていたので、勝利という結果につながったと思います。ディフェンスの意識が変わって全員が体を張ろうと思えているので、その点ではどの試合もよかったと思います」
―関大戦は悔やまれる結果となりましたがどうでしたか
「天理大戦の次の週でしたが、おごることなく練習にも臨めましたし、昨年負けていることもあり絶対に勝とうと声も掛け合っていました。しかし負けてしまったということは関大よりも気持ちが足らなかったからだと思います。言い訳になってしまいますが、あの負けがあったから強くなれたと言えるようにしたいです」

―FW、BK一体となったラグビーということを目標にされていたと思いますが春シーズンは理想のラグビーに近づけましたか
「ディフェンスという部分についてはできていたとは思うのですが、アタックの部分では練習不足もあり、つなぐ意識は持っていたもののこれからだと思います」
―個人的に春シーズンを振り返ってどうでしたか
「今シーズンは安田(尚矢=人4)がけがをしていたのでLOやナンバー8をすることもありました。どのポジションで出ても僕のやることは変わらなくて、一番前で体張ってディフェンスするだけです。出来としてはよくなかったですね。自分のプレーができていませんでした。やはり4年生になると自分のことよりもチームのことをしなければならないので、あまり自分を出せなかったというのがありますね」
―これから取り組みたいことはありますか
「昨年までの勢いの良さを出していきたいですね。僕だけではなくて、4年生はみんなそうだと思うので、一度話し合って個性強くやっていきたいかなと思います」
―下級生の成長はどう見ていますか
「U―20のメンバーがほとんど試合に出てなくて、空いた穴をみんなが切磋琢磨して埋めようとしていました。みんなが『自分がAチームとして出るんだ』という気持ちでやってくれているので、誰かがけがをして離脱しても遜色なく戦えると思います。今年の秋リーグは試合が6週連続でタイトなスケジュールなので、けが人が出るかもしれませんが選手層は厚いのでそこは関学の強みになってくると思います。ディフェンスもAチームからDチームくらいまで個々のレベルはそれぞれ上がってきて、試合形式の練習でもAチームがCチーム相手にトライを決めきれないということがあるくらいです」

―アンガス(=アンドリュー・マコーミック=HC)さんの存在は
「常に見られているという意識がつきましたね。日本代表の主将も務めた人の発言はチームをまとめてくれますし、一本の芯ができたのでアンガスさんの言うことを聞いて僕らがやって、ひとつの方向に向かっていくことができています」
―トレーナーやスタッフの働きも大きくなっていると聞いていますがどうですか
「トレーナーやマネージャーの人数も増えてきていて、いつの間にか練習の用意ができています。練習と練習の無駄な時間も省けていますし、選手にとってはとてもいい環境でラグビーができていると思います。また練習後のケアもしてくれていて、そういったところも今年のけが人の少なさにつながっていると思います。」
―個人的に成し遂げたいことはありますか
「自分の理想である『誰よりも体を張る主将』になれたら、結果も付いてくると思うので体現したいですね」
―最後にラストイヤーにかける意気込みをお願いします
「OBの方にも『今年は期待しているよ』と声を掛けていただいているし、本当に期待されているんだなと感じます。それを返していきたいですし、最終的には優勝して一番になることが僕らのやりたいことなので、自分たちのために勝ちたいと思います」
■藤原慎介(ふじわら・しんすけ)/六甲アイランド高/商4/181㌢・103㌔/ダーツ
(取材日:7月19日)
4年生特集企画 第11回 松延泰樹×安田尚矢
投稿日時:2012/09/07(金) 16:56
第11回のテーマは「副将」。主将、そしてチームを支える二人の副将にお話しを伺った。

―春シーズンを振り返っていかがですか
松延「正直全勝したかったですね」
安田「今年のトップレベルのチームと試合をできたわけじゃなかったので、日本一を目指すチームとしては春は全勝しないといけなかったですね。圧倒しないといけない試合で相手に合わせて負けてしまったりしましたからそこが課題です」
松延「練習していることは出せたのでそこまで内容は悪くはなかったとは思います」
安田「単純に勝ててうれしいとは思いますけど満足はしていないですね。関東学院や青学、天理に勝ったところで日本一を取れるわけじゃないので。シーズンに入るまで強い相手と試合をすることができないので、自分たちの実力が分かりにくいから、常に危機感を持って練習しないとダメだと思っています」
―春シーズンで良かったなと思う試合はありましたか
安田「出し切れたと思える試合はなかったですね」
松延「全て内容もばらばらやし完璧だった試合はないです」
安田「天理大戦は良かったと言えば良かったんじゃないですかね。でも相手はベストメンバーじゃなかったなかで、2トライも取られてしまって…。春からディフェンスをやってきたということもあるし、ノートライで抑えるくらいじゃないとダメやったと思います」

―春はディフェンス強化に取り組まれていたということですが手応えは
松延「それはありますね」
安田「よくはなっていますけどまだまだかな。失点があるので」
松延「アンガス(アンドリュー・マコーミック=HC)さんが言うには個々がまだまだだと。関西相手で最初のタックラーが負けている時点でまだまだダメだし、関東はもっと強い。個々のタックルを強くしないと。1人目で倒すことができたらもっと簡単にターンオーバーできるし、関東には外国人選手もいて一人一人が強いので個々のタックル力を上げることは意識していかないといけない部分だと思いますね」
―副将としてチームを見てみてどうですか
安田「FWは昨年と比べて運動量も増えてディフェンスもできるようになったと思います。関東学院大戦とか同大戦を見ていたらセットプレーで苦しんでいたので、セットプレーを固めることができたらもっと楽な試合展開になると思いますね。今年はディフェンスのシステムができているので、このシステムを理解すれば誰が試合に出ても変わらないくらいで、実際理解をできている人が多いので、昨年、一昨年よりも層は厚いです。U―20に選ばれた子たちに関してはアタックは期待できるんですが、チームの練習に参加している期間はまだ短いのでディフェンスとか組織の理解といったことはこれからですね」
松延「1次攻撃でゲインできる試合もあれば簡単なミスをする試合もあって、もっと精度を上げていく必要があると感じました。FWを苦しめているといころも多かったので、簡単に敵陣に入っていったりだとかゲームメークの仕方を考えた方がいいかなと思っています。BK・FW一体となった厚いディフェンスを目標にしていましたけど、1次で食い込まれたり一発でトライを奪われたりもしてしまったのでまだまだです。もっとBKのラインにFWを入れたりするオプションとかを増やしていきたいです」

―個人的に今年成し遂げたいことなどあれば教えてください
松延「WTBなので外から抜かれないこと、ボールをもらったらゲインすること、トライを取ることを意識しながら立ってつなげるといったことを意識してやっていきたいです」
安田「日本一に貢献するためにもシーズン中にけがをせず全試合に出場して、声を出してチームを引っ張っていきたいと思います」
―最後にラストシーズンに懸ける意気込みをお願いします
安田「日本一を取ることしか考えていないです。全てを懸けます」
松延「リーグ戦に入れば結果が全て。やすと一緒で今年に懸けています」

松延泰樹(まつのぶ・たいき)/東海大仰星高/商4/185㌢・92㌔/ボーリング
安田尚矢(やすだ・なおや)/京都成章高/人4/180㌢・90㌔/読書
(取材日:7月19日)

―春シーズンを振り返っていかがですか
松延「正直全勝したかったですね」
安田「今年のトップレベルのチームと試合をできたわけじゃなかったので、日本一を目指すチームとしては春は全勝しないといけなかったですね。圧倒しないといけない試合で相手に合わせて負けてしまったりしましたからそこが課題です」
松延「練習していることは出せたのでそこまで内容は悪くはなかったとは思います」
安田「単純に勝ててうれしいとは思いますけど満足はしていないですね。関東学院や青学、天理に勝ったところで日本一を取れるわけじゃないので。シーズンに入るまで強い相手と試合をすることができないので、自分たちの実力が分かりにくいから、常に危機感を持って練習しないとダメだと思っています」
―春シーズンで良かったなと思う試合はありましたか
安田「出し切れたと思える試合はなかったですね」
松延「全て内容もばらばらやし完璧だった試合はないです」
安田「天理大戦は良かったと言えば良かったんじゃないですかね。でも相手はベストメンバーじゃなかったなかで、2トライも取られてしまって…。春からディフェンスをやってきたということもあるし、ノートライで抑えるくらいじゃないとダメやったと思います」

―春はディフェンス強化に取り組まれていたということですが手応えは
松延「それはありますね」
安田「よくはなっていますけどまだまだかな。失点があるので」
松延「アンガス(アンドリュー・マコーミック=HC)さんが言うには個々がまだまだだと。関西相手で最初のタックラーが負けている時点でまだまだダメだし、関東はもっと強い。個々のタックルを強くしないと。1人目で倒すことができたらもっと簡単にターンオーバーできるし、関東には外国人選手もいて一人一人が強いので個々のタックル力を上げることは意識していかないといけない部分だと思いますね」
―副将としてチームを見てみてどうですか
安田「FWは昨年と比べて運動量も増えてディフェンスもできるようになったと思います。関東学院大戦とか同大戦を見ていたらセットプレーで苦しんでいたので、セットプレーを固めることができたらもっと楽な試合展開になると思いますね。今年はディフェンスのシステムができているので、このシステムを理解すれば誰が試合に出ても変わらないくらいで、実際理解をできている人が多いので、昨年、一昨年よりも層は厚いです。U―20に選ばれた子たちに関してはアタックは期待できるんですが、チームの練習に参加している期間はまだ短いのでディフェンスとか組織の理解といったことはこれからですね」
松延「1次攻撃でゲインできる試合もあれば簡単なミスをする試合もあって、もっと精度を上げていく必要があると感じました。FWを苦しめているといころも多かったので、簡単に敵陣に入っていったりだとかゲームメークの仕方を考えた方がいいかなと思っています。BK・FW一体となった厚いディフェンスを目標にしていましたけど、1次で食い込まれたり一発でトライを奪われたりもしてしまったのでまだまだです。もっとBKのラインにFWを入れたりするオプションとかを増やしていきたいです」

―個人的に今年成し遂げたいことなどあれば教えてください
松延「WTBなので外から抜かれないこと、ボールをもらったらゲインすること、トライを取ることを意識しながら立ってつなげるといったことを意識してやっていきたいです」
安田「日本一に貢献するためにもシーズン中にけがをせず全試合に出場して、声を出してチームを引っ張っていきたいと思います」
―最後にラストシーズンに懸ける意気込みをお願いします
安田「日本一を取ることしか考えていないです。全てを懸けます」
松延「リーグ戦に入れば結果が全て。やすと一緒で今年に懸けています」

松延泰樹(まつのぶ・たいき)/東海大仰星高/商4/185㌢・92㌔/ボーリング
安田尚矢(やすだ・なおや)/京都成章高/人4/180㌢・90㌔/読書
(取材日:7月19日)
4年生特集企画 第9回 安部都兼×土本佳正
投稿日時:2012/08/20(月) 18:54
第9回のテーマは「スタンドオフ」。若手の台頭により、ますますレギュラー争いが加速するSO。今回は4年生SOのお二人にお話しを伺った。

―ラグビーを始めたきっかけは
土本「僕は中学1年から始めました。初めは野球部の練習に行っていたのですが練習が面白くなくてラグビー部に行くようになりました。友達が行っていたということもあったのですが、そこで初めてラグビーと出会って『こんなスポーツあったんだ』と興味本位で始めました」
安部「僕も中学1年からです。3歳から12歳までずっとサッカーをやっていたんですが、サッカー部の練習よりもラグビー部の練習の方がすごく活気があって、新しいスポーツをやってみようかな、と思ったのがきっかけです」
―お二人ともSOですが、役割を教えてください
土本「役割としてはゲームメークですね。いつどういう時にキックを蹴るのかなどはSOに関わってくると思っています。それが結局試合の結果にもつながると思います」
安部「ほとんど一緒です。ゲームのコントロールとか、勝っても負けても自分に責任があると思いますし、一番ボールに多く触れられるというところにやりがいは感じていますね」
―SOの魅力はなんですか
土本「やはり司令塔なので、僕自身かなりかっこいいポジションだと思っています」
安部「僕もそう思います」
―春シーズンを振り返っていかがですが
土本「全然だめな春シーズンでした。気持ちとプレーがなかなかつながってなかったので切り替えないとまずいと思っています。気持ち的には頑張ろう、頑張ろうと前に向かうんですけどそれが結果につながらなくて、空回りしてしまいました。言い訳にはしたくないのですが就職活動があってうまく自分のなかで処理できなかったことが原因だと思います。まだ合宿もありますし、そこで頑張れるチャンスはあると思うので、それを信じて頑張ります」
安部「春はけがもあって満足にプレーできなかったんですが、去年のシーズンに比べてまだまだ実力が戻ってないというか、まだまだもっとできるのに、という体と気持ちのずれはありましたね。結構ライバルが多いので頑張っていきたいと思います」

―4年生になって気持ちの変化はありましたか
土本「僕自身はとりあえず変わっていけているのかなとは思っています。今、チームがディフェンスに力を入れてやっていて、それが昨年の僕の課題でもあったので今シーズンは改善されているのでチームのためになれているのかなと思っています。まだ僕自身とチームがかみ合ってはいないのだと思うんですけど、ちょっとずついい方向にむかっているのではないかと思っています。
安部「僕もディフェンスはずっと課題ではあったんですけど、僕がつっちー(土本)を見ていて思ったのが、僕よりも安定感があるなと思っていました。だから今年は、ディフェンスにもオフェンスにも安定感を持ってやっていきたいです。常にベストの実力を発揮できるようにしていきたいです」
―ディフェンス強化について、アンガス(=アンドリュー・マコーミック=HC)さんの影響は大きいと思いますがどうですか
土本「新チーム始動時から今年はディフェンスに力を入れていこうと動いていて、タックルを基本から見直したりだとか、個人的なスキルを磨いていたんですが、アンガスさんが来てから、組織的なことにも取り組み始めて、組織ディフェンスというのが昨年に比べたら各段に上がっています。少し前に昨年の試合のビデオを見たのですが、今見たら全然違うディフェンスをしているんですよね。ほんとにアンガスさんが来てくれてよかったと思っています」
安部「今までのディフェンスは、結構個人のタックル力に頼っている部分が大きかったんですけど、今はほんとに個人の仕事が明確になってきていて、抜かれた原因も明確だから修正もしやすいです。そういう点ではアンガスさんが来てくれてほんとによかったなと思っています」
―夏の合宿ではどのようなことに取り組んでいきたいですか
土本「タックルはもちろんなんですが、4年生になって思ったことがあって、誰かが引っ張っていかなきゃならない。そういう人になりたいなと思っています。なかなか難しいのかなとも思うのですが、自分が一番前で体を張って、それでチームがいい方向に進んでいけばと思います。それは今の僕にはないところなので頑張りたいと思います」
安部「僕もディフェンス力をもっと上げていきたいと思っています。なおかつ自分の強みをもっと伸ばしてライバルに差をつけることができたらと思います」

―夏の体重管理はどうしていきたいですか
土本「僕自身は体重を増やさないといけないので、逆にフィットネスは維持しつつ体重を増やすことを考えています。フィットネスはかなり春で上げてきたので、今度は体重を増やした上でのゲームフィットネスを上げていきたいと思います。暑いけど増やすために頑張っていきたいと思います」
安部「個人的な食事に気を遣うのもそうなんですが、トレーナーたちが補食などに力を入れてくれていて、食事面は結構充実しています。トレーナーの期待に応えられるように、暑くても体重を落とさないようにしていきたいです」
―アイスバスなどトレーナーの方の活躍が目立っていますがどうですか
土本「これもアンガスさんのおかげですね。アンガスさんが来てから多方面に力を入れてくれて練習環境はだいぶ整っています」
安部「OBの方もいろいろと協力して下さっているみたいで期待の大きさを感じますね」
土本「シーズンいい形で終われたのもいろいろな方のおかげだと思っています」
―個人的に成し遂げたいことはありますか
土本「自分がファーストジャージーを着て、それでチームの勝利のためにプレーすることが一番の目標ですね」
安部「全く一緒です。まずはファーストジャージーを着てからです」
土本「今後こんなにも真剣にラグビーに取り組むことはないと思うので、あと半年はこのことだけのために頑張りたいなと思います」
―ラストイヤーにかける意気込みをお願いします
土本「10年目のラグビーをいい形で終わらせることができたらなと思っていて、中学も高校もいい形で終われなかったので、悔いの残らない終わり方をしたいなと思います」
安部「僕も後悔したくないので、下級生のライバルもたくさんいますけどプライドを持って取り組みたいなと思います。そしてファーストジャージー着たいなと思います」

■土本佳正(つちもと・よしまさ)/名古屋高/社4/175㌢・76㌔/ボーリング
■安部都兼(あべ・つかさ)/甲南高/経4/173㌢・78㌔/ボーリング

―ラグビーを始めたきっかけは
土本「僕は中学1年から始めました。初めは野球部の練習に行っていたのですが練習が面白くなくてラグビー部に行くようになりました。友達が行っていたということもあったのですが、そこで初めてラグビーと出会って『こんなスポーツあったんだ』と興味本位で始めました」
安部「僕も中学1年からです。3歳から12歳までずっとサッカーをやっていたんですが、サッカー部の練習よりもラグビー部の練習の方がすごく活気があって、新しいスポーツをやってみようかな、と思ったのがきっかけです」
―お二人ともSOですが、役割を教えてください
土本「役割としてはゲームメークですね。いつどういう時にキックを蹴るのかなどはSOに関わってくると思っています。それが結局試合の結果にもつながると思います」
安部「ほとんど一緒です。ゲームのコントロールとか、勝っても負けても自分に責任があると思いますし、一番ボールに多く触れられるというところにやりがいは感じていますね」
―SOの魅力はなんですか
土本「やはり司令塔なので、僕自身かなりかっこいいポジションだと思っています」
安部「僕もそう思います」
―春シーズンを振り返っていかがですが
土本「全然だめな春シーズンでした。気持ちとプレーがなかなかつながってなかったので切り替えないとまずいと思っています。気持ち的には頑張ろう、頑張ろうと前に向かうんですけどそれが結果につながらなくて、空回りしてしまいました。言い訳にはしたくないのですが就職活動があってうまく自分のなかで処理できなかったことが原因だと思います。まだ合宿もありますし、そこで頑張れるチャンスはあると思うので、それを信じて頑張ります」
安部「春はけがもあって満足にプレーできなかったんですが、去年のシーズンに比べてまだまだ実力が戻ってないというか、まだまだもっとできるのに、という体と気持ちのずれはありましたね。結構ライバルが多いので頑張っていきたいと思います」

―4年生になって気持ちの変化はありましたか
土本「僕自身はとりあえず変わっていけているのかなとは思っています。今、チームがディフェンスに力を入れてやっていて、それが昨年の僕の課題でもあったので今シーズンは改善されているのでチームのためになれているのかなと思っています。まだ僕自身とチームがかみ合ってはいないのだと思うんですけど、ちょっとずついい方向にむかっているのではないかと思っています。
安部「僕もディフェンスはずっと課題ではあったんですけど、僕がつっちー(土本)を見ていて思ったのが、僕よりも安定感があるなと思っていました。だから今年は、ディフェンスにもオフェンスにも安定感を持ってやっていきたいです。常にベストの実力を発揮できるようにしていきたいです」
―ディフェンス強化について、アンガス(=アンドリュー・マコーミック=HC)さんの影響は大きいと思いますがどうですか
土本「新チーム始動時から今年はディフェンスに力を入れていこうと動いていて、タックルを基本から見直したりだとか、個人的なスキルを磨いていたんですが、アンガスさんが来てから、組織的なことにも取り組み始めて、組織ディフェンスというのが昨年に比べたら各段に上がっています。少し前に昨年の試合のビデオを見たのですが、今見たら全然違うディフェンスをしているんですよね。ほんとにアンガスさんが来てくれてよかったと思っています」
安部「今までのディフェンスは、結構個人のタックル力に頼っている部分が大きかったんですけど、今はほんとに個人の仕事が明確になってきていて、抜かれた原因も明確だから修正もしやすいです。そういう点ではアンガスさんが来てくれてほんとによかったなと思っています」
―夏の合宿ではどのようなことに取り組んでいきたいですか
土本「タックルはもちろんなんですが、4年生になって思ったことがあって、誰かが引っ張っていかなきゃならない。そういう人になりたいなと思っています。なかなか難しいのかなとも思うのですが、自分が一番前で体を張って、それでチームがいい方向に進んでいけばと思います。それは今の僕にはないところなので頑張りたいと思います」
安部「僕もディフェンス力をもっと上げていきたいと思っています。なおかつ自分の強みをもっと伸ばしてライバルに差をつけることができたらと思います」

―夏の体重管理はどうしていきたいですか
土本「僕自身は体重を増やさないといけないので、逆にフィットネスは維持しつつ体重を増やすことを考えています。フィットネスはかなり春で上げてきたので、今度は体重を増やした上でのゲームフィットネスを上げていきたいと思います。暑いけど増やすために頑張っていきたいと思います」
安部「個人的な食事に気を遣うのもそうなんですが、トレーナーたちが補食などに力を入れてくれていて、食事面は結構充実しています。トレーナーの期待に応えられるように、暑くても体重を落とさないようにしていきたいです」
―アイスバスなどトレーナーの方の活躍が目立っていますがどうですか
土本「これもアンガスさんのおかげですね。アンガスさんが来てから多方面に力を入れてくれて練習環境はだいぶ整っています」
安部「OBの方もいろいろと協力して下さっているみたいで期待の大きさを感じますね」
土本「シーズンいい形で終われたのもいろいろな方のおかげだと思っています」
―個人的に成し遂げたいことはありますか
土本「自分がファーストジャージーを着て、それでチームの勝利のためにプレーすることが一番の目標ですね」
安部「全く一緒です。まずはファーストジャージーを着てからです」
土本「今後こんなにも真剣にラグビーに取り組むことはないと思うので、あと半年はこのことだけのために頑張りたいなと思います」
―ラストイヤーにかける意気込みをお願いします
土本「10年目のラグビーをいい形で終わらせることができたらなと思っていて、中学も高校もいい形で終われなかったので、悔いの残らない終わり方をしたいなと思います」
安部「僕も後悔したくないので、下級生のライバルもたくさんいますけどプライドを持って取り組みたいなと思います。そしてファーストジャージー着たいなと思います」

■土本佳正(つちもと・よしまさ)/名古屋高/社4/175㌢・76㌔/ボーリング
■安部都兼(あべ・つかさ)/甲南高/経4/173㌢・78㌔/ボーリング
4年生特集企画 第8回 公文千浩×里深優太
投稿日時:2012/08/09(木) 15:56
第8回のテーマは「集大成へ」。最終学年を迎えた二人のそれぞれの思いに迫った。

―ラグビーを始めたきっかけを教えてください
里深「小学1年の時、親に無理やりラグビースクールに連れて行かれてです。幼稚園に通っている頃から小学生になったらラグビーをやるように言われていました。父が昔ラグビーをやっていて、母もラグビーが好きだったのでとりあえず行けって(笑)。小学生の時は友達と野球をするのが好きでしたね。中学では野球部に入りたいという思いがあって母も『ラグビーやめてもいいよ』っていうことは言ってくれていたんですが、周りがラグビー続けるんやろっていう感じで。結局ラグビーを続けることにしました」
公文「父親がラグビーをやっていたので、小学1年の時に始めました。スクールチームで近くの高校のグラウンドを借りてやっていました」
―ポジションはどこですか
里深「今はFBですね。大学1、2年の頃はCTBだったんですけど、プレーの幅を広げたいと思って昨年からFBを始めました。でも昨年5月にけがをしてしまい、シーズン終了まで全然プレーができなくて、今年に入ってからも春にけがしてしまって。だから正直FBは最近始めたって感じですね」
公文「大学からWTBをやっています。それまではCTBだったんですけど、やってみようと思って」
―始めたばかりとのことですが目指しているFBのスタイルのようなものはありますか
里深「最後のとりでとして自分の後ろには相手に行かせないように絶対自分で止める、そんなFBを目指したいです」
―WTBの面白さはどんなところですか
公文「点が取れるところとかたくさんボールを持って走れるところですかね」
―どんなところでアピールをしていきたいですか
里深「得意なのはキックですね。関学のラグビー部で利き足が左なのは数少ないので、それを生かして陣地を広げてチームに勢いを付けたいですね」
公文「一人で持って行くのは不得意なので誰かが行った後のサポートですかね」

―高校時代の思い出を教えてください
里深「僕が入学した年にラグビー部ができたので1年から試合に出ていたんですけど、相手は上級生とかで100点差付けられて負けたりして本当に悔しい思いをたくさんしたんです。だけど3年の時、1年の時の花園予選で0―102で負けた相手に、30―24で勝って花園出場を決めて。それが一番うれしかったですね」
公文「僕は高校1年と3年の時に全国大会に出られたことです」
―高校時代の練習は厳しかったですか
里深「練習はかなりきつかったですね。1年生の時から花園を狙っていたっていうのもあるし、自分たちよりも体が強い年上を相手にすることが多かったのでウェイトも走り込みもガンガンしていました」
―関学に入学を決めたのはなぜですか
里深「僕が高校生の頃関学はそれほど強くはなかったんですけど、試合を見ていると『これから関学強くなるな』っていうのを感じました。それに僕の上の代から徐々に強豪校から関学へっていう人が出てきていたので。なんとなく関学に憧れもありましたね」
公文「指定校推薦があったっていうのと、自主性が重んじられているところがいいなと思って決めました」
―大学で印象に残っていることやうれしかったことは
里深「大学1年の時、リーグ戦(対天理大)で勝って関西制覇をした瞬間にグラウンドに立たせてもらっていたことです。うれしかったです」
公文「同期に恵まれたってことですかね。他の学年じゃなくてこの学年でできたことがうれしいです
―逆に悔しかったことはありますか
里深「大学2年の時の選手権大会(対早大)でベンチ入りもできずにスタンドから見ることしかできなかったことです」
公文「夏合宿の時に上の試合に出る機会があったんですが、体が小さかったので体重設定を課されていてクリアできずにチャンスを逃して。それは悔しかったです」

―春シーズンを振り返っていかがですか
公文「チームの環境が変わった中でそこそこ対応できて頑張れたなと思います」
―里深さんはけがをされていたと思いますが春シーズンを振り返っていかがですか
里深「ほんとにけがで何にもできていなくて…。つらかったというか。昨年一年をけがで棒に振って、やっと復帰できたと思ったらまたけが。春はできることをやろうと思ってずっとリハビリしていました。8月最初に復帰できそうなので、シーズンはまだ始まったばかりですしこれから頑張りたいです」
―これから取り組んでいきたいと思うことを教えてください
里深「今年けがから復帰してから、Aチームで出るってことを頭においてやりすぎたせいで変に気負いしてしまい、またけがした時はすごく落ち込んでしまって。今回復帰してからは一日一日、一試合一試合を悔いなく全力で取り組むようにしていきたいと思います」
公文「チームの方針でフィットネスに取り組んでいるんですが、一番は無理でも上位に食い込もうと思ってやっています。苦しい時にもうひと頑張りできる心、折れない心が大事になってくると思うので、日頃の心構えでしっかり鍛えていきたいです。それからあと一歩踏み出せる選手になれたらなと」
―最終学年を迎えて気持ちに変化は
里深「後輩に見本を見せないと、という思いはあります。どんなけがをしていても自分はAで出るっていう諦めない気持ちを持ち続け、その姿勢を見せることで後輩たちに何かを感じ取ってもらえるかなと」
公文「僕はラスト一年は死に物狂いで、とにかく本気でいこうと思っています」
―個人的に今年成し遂げたいことはありますか
里深「日本一の瞬間にグラウンドで活躍していたいです」
公文「チームの目標が日本一なんですが僕自身も日本一のチームの一員としてやっていきたいっていうのと、やっぱりピッチ上で自分の力で日本一をつかみたいという野心をもっています」
―最後にラストイヤーにかける意気込みをお願いします
里深「数少ない日しか残っていないので、一日一日を楽しんで、感謝の気持ちを忘れずに取り組んでいきたいです」
公文「悔いを残さず何事もやりきりたいと思っています。結果はどうあれ終わった時に感動で泣けるくらいやりきりたいですね」
■里深優太(さとふか・ゆうた)/光泉高/教4/172㌢・80㌔/ビリヤード
■公文千浩(くもん・ちひろ)/長崎北高/社4/170㌢・69㌔/テレビゲーム

―ラグビーを始めたきっかけを教えてください
里深「小学1年の時、親に無理やりラグビースクールに連れて行かれてです。幼稚園に通っている頃から小学生になったらラグビーをやるように言われていました。父が昔ラグビーをやっていて、母もラグビーが好きだったのでとりあえず行けって(笑)。小学生の時は友達と野球をするのが好きでしたね。中学では野球部に入りたいという思いがあって母も『ラグビーやめてもいいよ』っていうことは言ってくれていたんですが、周りがラグビー続けるんやろっていう感じで。結局ラグビーを続けることにしました」
公文「父親がラグビーをやっていたので、小学1年の時に始めました。スクールチームで近くの高校のグラウンドを借りてやっていました」
―ポジションはどこですか
里深「今はFBですね。大学1、2年の頃はCTBだったんですけど、プレーの幅を広げたいと思って昨年からFBを始めました。でも昨年5月にけがをしてしまい、シーズン終了まで全然プレーができなくて、今年に入ってからも春にけがしてしまって。だから正直FBは最近始めたって感じですね」
公文「大学からWTBをやっています。それまではCTBだったんですけど、やってみようと思って」
―始めたばかりとのことですが目指しているFBのスタイルのようなものはありますか
里深「最後のとりでとして自分の後ろには相手に行かせないように絶対自分で止める、そんなFBを目指したいです」
―WTBの面白さはどんなところですか
公文「点が取れるところとかたくさんボールを持って走れるところですかね」
―どんなところでアピールをしていきたいですか
里深「得意なのはキックですね。関学のラグビー部で利き足が左なのは数少ないので、それを生かして陣地を広げてチームに勢いを付けたいですね」
公文「一人で持って行くのは不得意なので誰かが行った後のサポートですかね」

―高校時代の思い出を教えてください
里深「僕が入学した年にラグビー部ができたので1年から試合に出ていたんですけど、相手は上級生とかで100点差付けられて負けたりして本当に悔しい思いをたくさんしたんです。だけど3年の時、1年の時の花園予選で0―102で負けた相手に、30―24で勝って花園出場を決めて。それが一番うれしかったですね」
公文「僕は高校1年と3年の時に全国大会に出られたことです」
―高校時代の練習は厳しかったですか
里深「練習はかなりきつかったですね。1年生の時から花園を狙っていたっていうのもあるし、自分たちよりも体が強い年上を相手にすることが多かったのでウェイトも走り込みもガンガンしていました」
―関学に入学を決めたのはなぜですか
里深「僕が高校生の頃関学はそれほど強くはなかったんですけど、試合を見ていると『これから関学強くなるな』っていうのを感じました。それに僕の上の代から徐々に強豪校から関学へっていう人が出てきていたので。なんとなく関学に憧れもありましたね」
公文「指定校推薦があったっていうのと、自主性が重んじられているところがいいなと思って決めました」
―大学で印象に残っていることやうれしかったことは
里深「大学1年の時、リーグ戦(対天理大)で勝って関西制覇をした瞬間にグラウンドに立たせてもらっていたことです。うれしかったです」
公文「同期に恵まれたってことですかね。他の学年じゃなくてこの学年でできたことがうれしいです
―逆に悔しかったことはありますか
里深「大学2年の時の選手権大会(対早大)でベンチ入りもできずにスタンドから見ることしかできなかったことです」
公文「夏合宿の時に上の試合に出る機会があったんですが、体が小さかったので体重設定を課されていてクリアできずにチャンスを逃して。それは悔しかったです」

―春シーズンを振り返っていかがですか
公文「チームの環境が変わった中でそこそこ対応できて頑張れたなと思います」
―里深さんはけがをされていたと思いますが春シーズンを振り返っていかがですか
里深「ほんとにけがで何にもできていなくて…。つらかったというか。昨年一年をけがで棒に振って、やっと復帰できたと思ったらまたけが。春はできることをやろうと思ってずっとリハビリしていました。8月最初に復帰できそうなので、シーズンはまだ始まったばかりですしこれから頑張りたいです」
―これから取り組んでいきたいと思うことを教えてください
里深「今年けがから復帰してから、Aチームで出るってことを頭においてやりすぎたせいで変に気負いしてしまい、またけがした時はすごく落ち込んでしまって。今回復帰してからは一日一日、一試合一試合を悔いなく全力で取り組むようにしていきたいと思います」
公文「チームの方針でフィットネスに取り組んでいるんですが、一番は無理でも上位に食い込もうと思ってやっています。苦しい時にもうひと頑張りできる心、折れない心が大事になってくると思うので、日頃の心構えでしっかり鍛えていきたいです。それからあと一歩踏み出せる選手になれたらなと」
―最終学年を迎えて気持ちに変化は
里深「後輩に見本を見せないと、という思いはあります。どんなけがをしていても自分はAで出るっていう諦めない気持ちを持ち続け、その姿勢を見せることで後輩たちに何かを感じ取ってもらえるかなと」
公文「僕はラスト一年は死に物狂いで、とにかく本気でいこうと思っています」
―個人的に今年成し遂げたいことはありますか
里深「日本一の瞬間にグラウンドで活躍していたいです」
公文「チームの目標が日本一なんですが僕自身も日本一のチームの一員としてやっていきたいっていうのと、やっぱりピッチ上で自分の力で日本一をつかみたいという野心をもっています」
―最後にラストイヤーにかける意気込みをお願いします
里深「数少ない日しか残っていないので、一日一日を楽しんで、感謝の気持ちを忘れずに取り組んでいきたいです」
公文「悔いを残さず何事もやりきりたいと思っています。結果はどうあれ終わった時に感動で泣けるくらいやりきりたいですね」
■里深優太(さとふか・ゆうた)/光泉高/教4/172㌢・80㌔/ビリヤード
■公文千浩(くもん・ちひろ)/長崎北高/社4/170㌢・69㌔/テレビゲーム
4年生特集企画 第7回 浅野真貴×植田隼人
投稿日時:2012/08/07(火) 17:29
第7回のテーマは「高みを目指して」。小学生の時に出会い同じ大学に進学することとなった二人。Aチームを目指して取り組む二人にお話を伺った。

―小倉高校出身のお二人ですが、知り合ったのは高校の頃ですか
浅野「ラグビースクールが一緒だったんです。僕は小学5年の時から通い出して…」
植田「僕は小学1年からラグビーを始めていたので、小学5年の時からの付き合いになります」
―お互いの当時の印象は
浅野「正直あんまり仲は良くなかったよね?」
植田「そうっすね…」
浅野「高校一緒やったんで話すようになりました」
植田「スクール時代はそんなに仲良くなかったですね。高校に入ってからは同じクラスだったりもしたので話すようになりました」
―高校時代の思い出深い出来事は
浅野「高校2年の時の花園予選ですね。東(東福岡高)に6点差で負けはしたんですけど、リザーブから途中出場だったとはいえ出たのが初めてだったのでうれしかったです」
植田「試合だったら僕もその試合ですね。ラグビーしてきた中で一番かな」
―福岡といえば東。そんな印象があるのですが因縁深い相手ですか
植田「そうですね。東に勝ってなんぼってところはあります。高校2年の時の試合はやっぱり印象深いです」

―少し話は変わりますがラグビーを始めたきっかけを教えてください
植田「小学1年の時に母親と一緒に見学程度にラグビースクールに行った時に体験をしてみたら楽しくて。そこからずっと続けています」
浅野「僕は同志社大で5番で試合に出ている富田くんに誘われて小学5年から始めました」
―入学前の関学のイメージは
浅野「僕が入る前の年に関西優勝、選手権大会でも法政大に勝ったらベスト4ってところまできていて、これから強くなるチームだと思いました」
植田「入学前は関学についてあんまり知らなくて。もともと大学ではガチガチでラグビーをやろうと思っていなかったんですが、実際に入ってみたら意識が高い人も多くてやりがいを感じましたね」
―今のポジションはいつから
植田「高校3年の時に右肩脱臼で手術を受けて、それまでは1番だったんですけど大学からは3番です。組み方が違ったりして苦労しましたね」
浅野「僕は高校1年からFLですね。ナンバー8もやったりしますけど」
―自分のアピールポイントはどんなところだと思いますか
植田「同じポジションの中ではスタミナはある方だと思うので、試合の中で動いていくところとかですかね」
浅野「足腰の強さです」
―大学に入ってうれしかったことと悔しかったことを教えてください
浅野「仲間に恵まれているということです。同期も上も下も。そこは良かったですね」
植田「高校の終わりからけがが続いていてチームで練習をする時間が短い時期もあったりしたので悔いは残っています。高校時代はレギュラーを張って試合に出ていたんですが大学では争う相手もたくさんいて、幸田(雄浩=経4)とかはずっとAチームで出ているので悔しいなって思いもあります。うれしかったことは昨年や一昨年にジュニアリーグで試合に出て優勝したことです」

―最終学年を迎えて気持ちに変化は
植田「やっぱり4年生パワーといいますか…意識はやっぱり変わりますね」
浅野「どのチームにいても引っ張らないといけない立場なんで」
植田「でもやっぱり充実しているというか…1、2、3年の頃に比べると充実してない?」
浅野「そうやな!」
植田「しんどいんですけどそれでもやりがいはあるなって思います」
―春シーズンを振り返っていかがですか
浅野「下のチームで出ることが多かったんですが、上は1敗しかしていなかったんですけど下のチームは結構負け試合も多くて…。勝ってもディフェンス主体のチームなのにもかかわらず点も取られたりしたので悔いは残ります」
植田「個人的には今年の目標がAチームに絡むってことだったんですが、春はAチームには1、2試合リザーブを含めてですけど入ることができて良かったです。今はちょっとけがをしてしまっているんですが合宿からどんどんやっていって上のチームでまた出ることを目標にしています」
―個人的に今年成し遂げたいことを教えてください
浅野「下のチームでの出場しかなかったので上のチームで出場したいですね」
植田「やっぱり今年はAチームに絡むっていうことですね。切磋琢磨(せっさたくま)しあってAでできたらなと思います」
―最後にラストシーズンにかける意気込みをお願いします
植田「チームとして日本一に向けてのベクトルをぶらさず、4年生が中心となって全員で目標に向かっていきたいと思います」
浅野「日本一という目標に向かって4年生がどんどん引っ張っていって、チーム全体が同じ目標に向かって頑張りたいです」

■浅野真貴(あさの・まさたか)/167㌢・83㌔/人4/小倉高/ツーリング
■植田隼人(うえだ・はやと)/177㌢・100㌔/社4/小倉高/ダーツ

―小倉高校出身のお二人ですが、知り合ったのは高校の頃ですか
浅野「ラグビースクールが一緒だったんです。僕は小学5年の時から通い出して…」
植田「僕は小学1年からラグビーを始めていたので、小学5年の時からの付き合いになります」
―お互いの当時の印象は
浅野「正直あんまり仲は良くなかったよね?」
植田「そうっすね…」
浅野「高校一緒やったんで話すようになりました」
植田「スクール時代はそんなに仲良くなかったですね。高校に入ってからは同じクラスだったりもしたので話すようになりました」
―高校時代の思い出深い出来事は
浅野「高校2年の時の花園予選ですね。東(東福岡高)に6点差で負けはしたんですけど、リザーブから途中出場だったとはいえ出たのが初めてだったのでうれしかったです」
植田「試合だったら僕もその試合ですね。ラグビーしてきた中で一番かな」
―福岡といえば東。そんな印象があるのですが因縁深い相手ですか
植田「そうですね。東に勝ってなんぼってところはあります。高校2年の時の試合はやっぱり印象深いです」

―少し話は変わりますがラグビーを始めたきっかけを教えてください
植田「小学1年の時に母親と一緒に見学程度にラグビースクールに行った時に体験をしてみたら楽しくて。そこからずっと続けています」
浅野「僕は同志社大で5番で試合に出ている富田くんに誘われて小学5年から始めました」
―入学前の関学のイメージは
浅野「僕が入る前の年に関西優勝、選手権大会でも法政大に勝ったらベスト4ってところまできていて、これから強くなるチームだと思いました」
植田「入学前は関学についてあんまり知らなくて。もともと大学ではガチガチでラグビーをやろうと思っていなかったんですが、実際に入ってみたら意識が高い人も多くてやりがいを感じましたね」
―今のポジションはいつから
植田「高校3年の時に右肩脱臼で手術を受けて、それまでは1番だったんですけど大学からは3番です。組み方が違ったりして苦労しましたね」
浅野「僕は高校1年からFLですね。ナンバー8もやったりしますけど」
―自分のアピールポイントはどんなところだと思いますか
植田「同じポジションの中ではスタミナはある方だと思うので、試合の中で動いていくところとかですかね」
浅野「足腰の強さです」
―大学に入ってうれしかったことと悔しかったことを教えてください
浅野「仲間に恵まれているということです。同期も上も下も。そこは良かったですね」
植田「高校の終わりからけがが続いていてチームで練習をする時間が短い時期もあったりしたので悔いは残っています。高校時代はレギュラーを張って試合に出ていたんですが大学では争う相手もたくさんいて、幸田(雄浩=経4)とかはずっとAチームで出ているので悔しいなって思いもあります。うれしかったことは昨年や一昨年にジュニアリーグで試合に出て優勝したことです」

―最終学年を迎えて気持ちに変化は
植田「やっぱり4年生パワーといいますか…意識はやっぱり変わりますね」
浅野「どのチームにいても引っ張らないといけない立場なんで」
植田「でもやっぱり充実しているというか…1、2、3年の頃に比べると充実してない?」
浅野「そうやな!」
植田「しんどいんですけどそれでもやりがいはあるなって思います」
―春シーズンを振り返っていかがですか
浅野「下のチームで出ることが多かったんですが、上は1敗しかしていなかったんですけど下のチームは結構負け試合も多くて…。勝ってもディフェンス主体のチームなのにもかかわらず点も取られたりしたので悔いは残ります」
植田「個人的には今年の目標がAチームに絡むってことだったんですが、春はAチームには1、2試合リザーブを含めてですけど入ることができて良かったです。今はちょっとけがをしてしまっているんですが合宿からどんどんやっていって上のチームでまた出ることを目標にしています」
―個人的に今年成し遂げたいことを教えてください
浅野「下のチームでの出場しかなかったので上のチームで出場したいですね」
植田「やっぱり今年はAチームに絡むっていうことですね。切磋琢磨(せっさたくま)しあってAでできたらなと思います」
―最後にラストシーズンにかける意気込みをお願いします
植田「チームとして日本一に向けてのベクトルをぶらさず、4年生が中心となって全員で目標に向かっていきたいと思います」
浅野「日本一という目標に向かって4年生がどんどん引っ張っていって、チーム全体が同じ目標に向かって頑張りたいです」

■浅野真貴(あさの・まさたか)/167㌢・83㌔/人4/小倉高/ツーリング
■植田隼人(うえだ・はやと)/177㌢・100㌔/社4/小倉高/ダーツ
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