「藤原組~Over~」
4年生特集企画 第9回 安部都兼×土本佳正
投稿日時:2012/08/20(月) 18:54
第9回のテーマは「スタンドオフ」。若手の台頭により、ますますレギュラー争いが加速するSO。今回は4年生SOのお二人にお話しを伺った。

―ラグビーを始めたきっかけは
土本「僕は中学1年から始めました。初めは野球部の練習に行っていたのですが練習が面白くなくてラグビー部に行くようになりました。友達が行っていたということもあったのですが、そこで初めてラグビーと出会って『こんなスポーツあったんだ』と興味本位で始めました」
安部「僕も中学1年からです。3歳から12歳までずっとサッカーをやっていたんですが、サッカー部の練習よりもラグビー部の練習の方がすごく活気があって、新しいスポーツをやってみようかな、と思ったのがきっかけです」
―お二人ともSOですが、役割を教えてください
土本「役割としてはゲームメークですね。いつどういう時にキックを蹴るのかなどはSOに関わってくると思っています。それが結局試合の結果にもつながると思います」
安部「ほとんど一緒です。ゲームのコントロールとか、勝っても負けても自分に責任があると思いますし、一番ボールに多く触れられるというところにやりがいは感じていますね」
―SOの魅力はなんですか
土本「やはり司令塔なので、僕自身かなりかっこいいポジションだと思っています」
安部「僕もそう思います」
―春シーズンを振り返っていかがですが
土本「全然だめな春シーズンでした。気持ちとプレーがなかなかつながってなかったので切り替えないとまずいと思っています。気持ち的には頑張ろう、頑張ろうと前に向かうんですけどそれが結果につながらなくて、空回りしてしまいました。言い訳にはしたくないのですが就職活動があってうまく自分のなかで処理できなかったことが原因だと思います。まだ合宿もありますし、そこで頑張れるチャンスはあると思うので、それを信じて頑張ります」
安部「春はけがもあって満足にプレーできなかったんですが、去年のシーズンに比べてまだまだ実力が戻ってないというか、まだまだもっとできるのに、という体と気持ちのずれはありましたね。結構ライバルが多いので頑張っていきたいと思います」

―4年生になって気持ちの変化はありましたか
土本「僕自身はとりあえず変わっていけているのかなとは思っています。今、チームがディフェンスに力を入れてやっていて、それが昨年の僕の課題でもあったので今シーズンは改善されているのでチームのためになれているのかなと思っています。まだ僕自身とチームがかみ合ってはいないのだと思うんですけど、ちょっとずついい方向にむかっているのではないかと思っています。
安部「僕もディフェンスはずっと課題ではあったんですけど、僕がつっちー(土本)を見ていて思ったのが、僕よりも安定感があるなと思っていました。だから今年は、ディフェンスにもオフェンスにも安定感を持ってやっていきたいです。常にベストの実力を発揮できるようにしていきたいです」
―ディフェンス強化について、アンガス(=アンドリュー・マコーミック=HC)さんの影響は大きいと思いますがどうですか
土本「新チーム始動時から今年はディフェンスに力を入れていこうと動いていて、タックルを基本から見直したりだとか、個人的なスキルを磨いていたんですが、アンガスさんが来てから、組織的なことにも取り組み始めて、組織ディフェンスというのが昨年に比べたら各段に上がっています。少し前に昨年の試合のビデオを見たのですが、今見たら全然違うディフェンスをしているんですよね。ほんとにアンガスさんが来てくれてよかったと思っています」
安部「今までのディフェンスは、結構個人のタックル力に頼っている部分が大きかったんですけど、今はほんとに個人の仕事が明確になってきていて、抜かれた原因も明確だから修正もしやすいです。そういう点ではアンガスさんが来てくれてほんとによかったなと思っています」
―夏の合宿ではどのようなことに取り組んでいきたいですか
土本「タックルはもちろんなんですが、4年生になって思ったことがあって、誰かが引っ張っていかなきゃならない。そういう人になりたいなと思っています。なかなか難しいのかなとも思うのですが、自分が一番前で体を張って、それでチームがいい方向に進んでいけばと思います。それは今の僕にはないところなので頑張りたいと思います」
安部「僕もディフェンス力をもっと上げていきたいと思っています。なおかつ自分の強みをもっと伸ばしてライバルに差をつけることができたらと思います」

―夏の体重管理はどうしていきたいですか
土本「僕自身は体重を増やさないといけないので、逆にフィットネスは維持しつつ体重を増やすことを考えています。フィットネスはかなり春で上げてきたので、今度は体重を増やした上でのゲームフィットネスを上げていきたいと思います。暑いけど増やすために頑張っていきたいと思います」
安部「個人的な食事に気を遣うのもそうなんですが、トレーナーたちが補食などに力を入れてくれていて、食事面は結構充実しています。トレーナーの期待に応えられるように、暑くても体重を落とさないようにしていきたいです」
―アイスバスなどトレーナーの方の活躍が目立っていますがどうですか
土本「これもアンガスさんのおかげですね。アンガスさんが来てから多方面に力を入れてくれて練習環境はだいぶ整っています」
安部「OBの方もいろいろと協力して下さっているみたいで期待の大きさを感じますね」
土本「シーズンいい形で終われたのもいろいろな方のおかげだと思っています」
―個人的に成し遂げたいことはありますか
土本「自分がファーストジャージーを着て、それでチームの勝利のためにプレーすることが一番の目標ですね」
安部「全く一緒です。まずはファーストジャージーを着てからです」
土本「今後こんなにも真剣にラグビーに取り組むことはないと思うので、あと半年はこのことだけのために頑張りたいなと思います」
―ラストイヤーにかける意気込みをお願いします
土本「10年目のラグビーをいい形で終わらせることができたらなと思っていて、中学も高校もいい形で終われなかったので、悔いの残らない終わり方をしたいなと思います」
安部「僕も後悔したくないので、下級生のライバルもたくさんいますけどプライドを持って取り組みたいなと思います。そしてファーストジャージー着たいなと思います」

■土本佳正(つちもと・よしまさ)/名古屋高/社4/175㌢・76㌔/ボーリング
■安部都兼(あべ・つかさ)/甲南高/経4/173㌢・78㌔/ボーリング

―ラグビーを始めたきっかけは
土本「僕は中学1年から始めました。初めは野球部の練習に行っていたのですが練習が面白くなくてラグビー部に行くようになりました。友達が行っていたということもあったのですが、そこで初めてラグビーと出会って『こんなスポーツあったんだ』と興味本位で始めました」
安部「僕も中学1年からです。3歳から12歳までずっとサッカーをやっていたんですが、サッカー部の練習よりもラグビー部の練習の方がすごく活気があって、新しいスポーツをやってみようかな、と思ったのがきっかけです」
―お二人ともSOですが、役割を教えてください
土本「役割としてはゲームメークですね。いつどういう時にキックを蹴るのかなどはSOに関わってくると思っています。それが結局試合の結果にもつながると思います」
安部「ほとんど一緒です。ゲームのコントロールとか、勝っても負けても自分に責任があると思いますし、一番ボールに多く触れられるというところにやりがいは感じていますね」
―SOの魅力はなんですか
土本「やはり司令塔なので、僕自身かなりかっこいいポジションだと思っています」
安部「僕もそう思います」
―春シーズンを振り返っていかがですが
土本「全然だめな春シーズンでした。気持ちとプレーがなかなかつながってなかったので切り替えないとまずいと思っています。気持ち的には頑張ろう、頑張ろうと前に向かうんですけどそれが結果につながらなくて、空回りしてしまいました。言い訳にはしたくないのですが就職活動があってうまく自分のなかで処理できなかったことが原因だと思います。まだ合宿もありますし、そこで頑張れるチャンスはあると思うので、それを信じて頑張ります」
安部「春はけがもあって満足にプレーできなかったんですが、去年のシーズンに比べてまだまだ実力が戻ってないというか、まだまだもっとできるのに、という体と気持ちのずれはありましたね。結構ライバルが多いので頑張っていきたいと思います」

―4年生になって気持ちの変化はありましたか
土本「僕自身はとりあえず変わっていけているのかなとは思っています。今、チームがディフェンスに力を入れてやっていて、それが昨年の僕の課題でもあったので今シーズンは改善されているのでチームのためになれているのかなと思っています。まだ僕自身とチームがかみ合ってはいないのだと思うんですけど、ちょっとずついい方向にむかっているのではないかと思っています。
安部「僕もディフェンスはずっと課題ではあったんですけど、僕がつっちー(土本)を見ていて思ったのが、僕よりも安定感があるなと思っていました。だから今年は、ディフェンスにもオフェンスにも安定感を持ってやっていきたいです。常にベストの実力を発揮できるようにしていきたいです」
―ディフェンス強化について、アンガス(=アンドリュー・マコーミック=HC)さんの影響は大きいと思いますがどうですか
土本「新チーム始動時から今年はディフェンスに力を入れていこうと動いていて、タックルを基本から見直したりだとか、個人的なスキルを磨いていたんですが、アンガスさんが来てから、組織的なことにも取り組み始めて、組織ディフェンスというのが昨年に比べたら各段に上がっています。少し前に昨年の試合のビデオを見たのですが、今見たら全然違うディフェンスをしているんですよね。ほんとにアンガスさんが来てくれてよかったと思っています」
安部「今までのディフェンスは、結構個人のタックル力に頼っている部分が大きかったんですけど、今はほんとに個人の仕事が明確になってきていて、抜かれた原因も明確だから修正もしやすいです。そういう点ではアンガスさんが来てくれてほんとによかったなと思っています」
―夏の合宿ではどのようなことに取り組んでいきたいですか
土本「タックルはもちろんなんですが、4年生になって思ったことがあって、誰かが引っ張っていかなきゃならない。そういう人になりたいなと思っています。なかなか難しいのかなとも思うのですが、自分が一番前で体を張って、それでチームがいい方向に進んでいけばと思います。それは今の僕にはないところなので頑張りたいと思います」
安部「僕もディフェンス力をもっと上げていきたいと思っています。なおかつ自分の強みをもっと伸ばしてライバルに差をつけることができたらと思います」

―夏の体重管理はどうしていきたいですか
土本「僕自身は体重を増やさないといけないので、逆にフィットネスは維持しつつ体重を増やすことを考えています。フィットネスはかなり春で上げてきたので、今度は体重を増やした上でのゲームフィットネスを上げていきたいと思います。暑いけど増やすために頑張っていきたいと思います」
安部「個人的な食事に気を遣うのもそうなんですが、トレーナーたちが補食などに力を入れてくれていて、食事面は結構充実しています。トレーナーの期待に応えられるように、暑くても体重を落とさないようにしていきたいです」
―アイスバスなどトレーナーの方の活躍が目立っていますがどうですか
土本「これもアンガスさんのおかげですね。アンガスさんが来てから多方面に力を入れてくれて練習環境はだいぶ整っています」
安部「OBの方もいろいろと協力して下さっているみたいで期待の大きさを感じますね」
土本「シーズンいい形で終われたのもいろいろな方のおかげだと思っています」
―個人的に成し遂げたいことはありますか
土本「自分がファーストジャージーを着て、それでチームの勝利のためにプレーすることが一番の目標ですね」
安部「全く一緒です。まずはファーストジャージーを着てからです」
土本「今後こんなにも真剣にラグビーに取り組むことはないと思うので、あと半年はこのことだけのために頑張りたいなと思います」
―ラストイヤーにかける意気込みをお願いします
土本「10年目のラグビーをいい形で終わらせることができたらなと思っていて、中学も高校もいい形で終われなかったので、悔いの残らない終わり方をしたいなと思います」
安部「僕も後悔したくないので、下級生のライバルもたくさんいますけどプライドを持って取り組みたいなと思います。そしてファーストジャージー着たいなと思います」

■土本佳正(つちもと・よしまさ)/名古屋高/社4/175㌢・76㌔/ボーリング
■安部都兼(あべ・つかさ)/甲南高/経4/173㌢・78㌔/ボーリング