「藤原組~Over~」
『スピリッツ』vol.81
投稿日時:2012/10/30(火) 09:15
関学の攻撃の手はことごとく封じられた。昨年のリベンジが懸かったこの一戦は、再び立命大に軍配が上がった。前後半合わせても関学はペースをつかむことはできなかった。苦手とする雨天の中の決戦は10―26で敗北した。

関学が圧倒されていたわけではない。立命大が堅実で強かった。付け入る隙を与えてはもらえなかった。雨天でお互いに思うようなプレーはできなかったが、立命大に一枚上をいかれ、10―26で関学は敗北した。
セットプレーが勝敗を分けた。立命大はラインアウトを読んで先手を取り関学に圧力をかけ続けた。「プレッシャーをかけられ、考えすぎて悪循環に陥った」と主将・藤原(商4)。ゴールライン際でのラインアウトでもショートパスを取られ、モールで押し戻された。キックでエリアを取り返されてチャンスをつぶされてしまった。
5―12で迎えた後半、巻き返しを図る関学だったが、立命大の堅実なディフェンスを前にチャンスを作ることはできなかった。次々と絡んでくる立命大のディフェンスにパスコースを奪われ、前に進むことができなかった。しかし、関学も意地を見せる。後半17分にラインアウトのショートパスからFL安田(人4)が素早くトライをねじ込み追い上げを見せる。最後まで勝利を信じ戦い抜いた関学だったが、焦りから終了間際にトライを許し試合を決定づけられた。
これで今リーグ2敗目。残り3戦は絶対に落とせない。この試合で敗れた立命大には大学選手権での雪辱を誓う。まだまだ成長の途中にある関学は試合を重ねるごとに強くなる

関学が圧倒されていたわけではない。立命大が堅実で強かった。付け入る隙を与えてはもらえなかった。雨天でお互いに思うようなプレーはできなかったが、立命大に一枚上をいかれ、10―26で関学は敗北した。
セットプレーが勝敗を分けた。立命大はラインアウトを読んで先手を取り関学に圧力をかけ続けた。「プレッシャーをかけられ、考えすぎて悪循環に陥った」と主将・藤原(商4)。ゴールライン際でのラインアウトでもショートパスを取られ、モールで押し戻された。キックでエリアを取り返されてチャンスをつぶされてしまった。
5―12で迎えた後半、巻き返しを図る関学だったが、立命大の堅実なディフェンスを前にチャンスを作ることはできなかった。次々と絡んでくる立命大のディフェンスにパスコースを奪われ、前に進むことができなかった。しかし、関学も意地を見せる。後半17分にラインアウトのショートパスからFL安田(人4)が素早くトライをねじ込み追い上げを見せる。最後まで勝利を信じ戦い抜いた関学だったが、焦りから終了間際にトライを許し試合を決定づけられた。
これで今リーグ2敗目。残り3戦は絶対に落とせない。この試合で敗れた立命大には大学選手権での雪辱を誓う。まだまだ成長の途中にある関学は試合を重ねるごとに強くなる