「藤原組~Over~」
『スピリッツ』vol.82
投稿日時:2012/11/05(月) 18:19
関学が好調を取り戻した。前節の立命大戦では天候を味方にできず実力を十分に発揮できなかった。しかし、この日はWTB畑中啓吾(商3)が3トライを奪うなど関学が終始主導権を握る試合展開となった。前半を完封し、後半に失点を許すも摂南大に40―7で圧勝した。

「これ以上負けたくない」。熱い思いを語ったのは畑中だ。前節で今リーグ2敗目を喫した関学。これ以上黒星を重ねたくないというチーム全員の思いは勝利へつながった。
キックオフ直後から関学の攻撃力が光った。前半2分、WTB金尚浩(総2)がゴール左端にトライ。そして続く15分、22分には畑中が連続でトライを奪取し、28―0で前半を折り返した。
このまま関学が主導権を握り続けるのかと思われたが、後半10分に攻め込まれ失点。反撃を許した関学だったが、簡単には引き下がらなかった。再び関学に流れを引き戻したのは畑中だ。畑中 がボールを持つと観客が沸いた。その期待に応えるかのように後半13分SO安部(経4)からのパスを受けこの日3本目のトライ。試合後畑中は「安部さんや春山(文4、CTB)さんが周りをよく見て、的確なパスを回してくれたおかげでトライを決めることができた」と自身の得点シーンを振り返った。試合は40―7で摂南大を圧倒し、関学はリーグ戦3勝目を飾った。
計6本のトライのうち3本を決め、キックでは6回中5回を成功させる大暴れでチームを鼓舞した畑中。しかし、その活躍の裏には前節の立命大戦で得点に絡むことができずに敗北した悔しさがあった。その悔しさを見事に晴らした畑中は、大車輪の活躍で勝利の立役者となった。

「これ以上負けたくない」。熱い思いを語ったのは畑中だ。前節で今リーグ2敗目を喫した関学。これ以上黒星を重ねたくないというチーム全員の思いは勝利へつながった。
キックオフ直後から関学の攻撃力が光った。前半2分、WTB金尚浩(総2)がゴール左端にトライ。そして続く15分、22分には畑中が連続でトライを奪取し、28―0で前半を折り返した。
このまま関学が主導権を握り続けるのかと思われたが、後半10分に攻め込まれ失点。反撃を許した関学だったが、簡単には引き下がらなかった。再び関学に流れを引き戻したのは畑中だ。畑中 がボールを持つと観客が沸いた。その期待に応えるかのように後半13分SO安部(経4)からのパスを受けこの日3本目のトライ。試合後畑中は「安部さんや春山(文4、CTB)さんが周りをよく見て、的確なパスを回してくれたおかげでトライを決めることができた」と自身の得点シーンを振り返った。試合は40―7で摂南大を圧倒し、関学はリーグ戦3勝目を飾った。
計6本のトライのうち3本を決め、キックでは6回中5回を成功させる大暴れでチームを鼓舞した畑中。しかし、その活躍の裏には前節の立命大戦で得点に絡むことができずに敗北した悔しさがあった。その悔しさを見事に晴らした畑中は、大車輪の活躍で勝利の立役者となった。