「藤原組~Over~」
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『スピリッツ』vol.63
投稿日時:2012/05/10(木) 18:11
今年も開催された関学ラグビーカーニバル。関学ファミリーが揃いに揃ったこの日。ひと際注目を浴びながら大体大との一戦が行われ、関学は19―5で勝利した。

【接戦制す】
前試合をけがのため出場を見送っていた主将・藤原(商4)も復帰し、現段階のベストメンバーで挑んだ関学。試合開始早々、WTB金(総2)が俊足を生かし敵陣へ乗り組む。そこから関学はパスを回して果敢にトライを狙った。だが大体大の堅いディフェンスを前に苦戦。幾度となくあったトライチャンスをものにすることができず、0―0で前半を折り返した。
「前半は相手のテンポに合わせすぎた。今までやってきたことを確認し、テンポをあげていこうと話した」。ハーフタイムで切り替えを図った関学フィフティーンだったが、後半3分モールから押し込まれ大体大に先制トライを許してしまう。しかし直後、ナンバー8中村(社2)がラックからボールを持ち出し同点トライを奪うと、そこから再び勢いを取り戻した関学。FL丸山(社3)、途中出場のSH中西(経4)が追加点を奪い、19―5で勝利を飾った。
「とりあえず勝って良かった。0点に抑えるディフェンスをし、アタックではしっかりトライを取りきらないと」。そう反省した副将・松延(商4)。勝利したとはいえ、課題が見えた試合となった。次戦の相手は昨春10―69で大敗した青学大。「昨年負けた分の借りを返したい」と藤原は意気込んだ。

【接戦制す】
前試合をけがのため出場を見送っていた主将・藤原(商4)も復帰し、現段階のベストメンバーで挑んだ関学。試合開始早々、WTB金(総2)が俊足を生かし敵陣へ乗り組む。そこから関学はパスを回して果敢にトライを狙った。だが大体大の堅いディフェンスを前に苦戦。幾度となくあったトライチャンスをものにすることができず、0―0で前半を折り返した。
「前半は相手のテンポに合わせすぎた。今までやってきたことを確認し、テンポをあげていこうと話した」。ハーフタイムで切り替えを図った関学フィフティーンだったが、後半3分モールから押し込まれ大体大に先制トライを許してしまう。しかし直後、ナンバー8中村(社2)がラックからボールを持ち出し同点トライを奪うと、そこから再び勢いを取り戻した関学。FL丸山(社3)、途中出場のSH中西(経4)が追加点を奪い、19―5で勝利を飾った。
「とりあえず勝って良かった。0点に抑えるディフェンスをし、アタックではしっかりトライを取りきらないと」。そう反省した副将・松延(商4)。勝利したとはいえ、課題が見えた試合となった。次戦の相手は昨春10―69で大敗した青学大。「昨年負けた分の借りを返したい」と藤原は意気込んだ。
『スピリッツ』vol.62
投稿日時:2012/04/20(金) 12:16
今年の関学はひと味違う!春シーズン最初の対外試合、関学は若いチーム構成の中62―7で勝利。同じAリーグに所属する京産大を圧倒し、大差で勝利を手にした。

【春シーズン開幕!】
暖かな春の太陽の下で行われた春シーズン一発目の京産大戦。大勢のギャラリーが見守る中、関学のキックオフで試合は始まった。若い布陣で挑んだ関学だったが、開始早々敵陣へ激しく攻め込み、ラックを起点にパスを展開しCTB春山(文4)が先制トライ。先制点に勢いづき、その後も立て続けに得点を奪う。ピンチの場面でも堅いディフェンスで得点の隙を与えず、前半終了間際にミスから京産大に1トライを許すも、17―7で前半を折り返した。
後半に入ると関学の勢いはさらに増す。LO竹村(人2)に始まり、途中出場のWTB野崎(経2)、SO吉住(人3)と次々にトライを量産。特に野崎は後半だけでも3トライを奪う活躍を見せた。終わってみれば62―7と大差での勝利を手にした。
【まだまだこれから】
「若い選手が多く出ていて試合前は不安もあったが、始まってみれば安心して見ることができた」。グラウンドの外から見守っていた主将・藤原(商4)は言う。「ディフェンスもやってきたことができていた」とチームの成長を感じているようだ。春シーズン順調な滑り出しをみせた関学。春シーズンは始まったばかり。進化し続ける関学ラグビー部を見逃すな!

【春シーズン開幕!】
暖かな春の太陽の下で行われた春シーズン一発目の京産大戦。大勢のギャラリーが見守る中、関学のキックオフで試合は始まった。若い布陣で挑んだ関学だったが、開始早々敵陣へ激しく攻め込み、ラックを起点にパスを展開しCTB春山(文4)が先制トライ。先制点に勢いづき、その後も立て続けに得点を奪う。ピンチの場面でも堅いディフェンスで得点の隙を与えず、前半終了間際にミスから京産大に1トライを許すも、17―7で前半を折り返した。
後半に入ると関学の勢いはさらに増す。LO竹村(人2)に始まり、途中出場のWTB野崎(経2)、SO吉住(人3)と次々にトライを量産。特に野崎は後半だけでも3トライを奪う活躍を見せた。終わってみれば62―7と大差での勝利を手にした。
【まだまだこれから】
「若い選手が多く出ていて試合前は不安もあったが、始まってみれば安心して見ることができた」。グラウンドの外から見守っていた主将・藤原(商4)は言う。「ディフェンスもやってきたことができていた」とチームの成長を感じているようだ。春シーズン順調な滑り出しをみせた関学。春シーズンは始まったばかり。進化し続ける関学ラグビー部を見逃すな!
『スピリッツ』vol.61
投稿日時:2012/04/17(火) 18:13
4月9日、部内マッチが行われ、久々の試合形式の練習に選手たちは汗を流した。来週から始まる対外試合。秋の本番を前に、ついに春シーズンがスタートする。

2月は厳しい基礎中の基礎の練習に耐えてきた選手たち。春シーズンを前にした部内マッチでは、AチームからDチームまでの選手たちが久々の試合形式の練習を行った。今シーズンから新たに就任したマコーミックHCのもと、ディフェンス強化に取り組んできた。「ディフェンスを全員が意識してやっていたよかった。まだまだやれるとは思うけど、最初の割にはよくできたと思う」と副将・松延(商4)。ディフェンス面での成長を評価した。副将・安田(人4)も「アタックにミスがあったりタックルもまだまだという印象だが、今日はやってきたことを出していけたと思う」と手ごたえを感じているようだ。
「シーズン始まったばかりで、全部完璧にできるとは思っていなかった。ミスは多かったがエリアディフェンスなどやってきたことはできていた」。チームの今の状況を語るのはマコーミックHC。今後の課題は組織面に関してさらに統一を図ることだ。今年はとにかく勝ちにこだわる―。そんな思いで迎える春シーズン。「目標は春シーズン全勝。春のうちから強い相手にも勝って自信をつけ、秋シーズンに臨めるようにしたい」。安田は言う。いよいよ春シーズンが開幕する。日本一を目指し戦う藤原組の挑戦を見届けようではないか。

2月は厳しい基礎中の基礎の練習に耐えてきた選手たち。春シーズンを前にした部内マッチでは、AチームからDチームまでの選手たちが久々の試合形式の練習を行った。今シーズンから新たに就任したマコーミックHCのもと、ディフェンス強化に取り組んできた。「ディフェンスを全員が意識してやっていたよかった。まだまだやれるとは思うけど、最初の割にはよくできたと思う」と副将・松延(商4)。ディフェンス面での成長を評価した。副将・安田(人4)も「アタックにミスがあったりタックルもまだまだという印象だが、今日はやってきたことを出していけたと思う」と手ごたえを感じているようだ。
「シーズン始まったばかりで、全部完璧にできるとは思っていなかった。ミスは多かったがエリアディフェンスなどやってきたことはできていた」。チームの今の状況を語るのはマコーミックHC。今後の課題は組織面に関してさらに統一を図ることだ。今年はとにかく勝ちにこだわる―。そんな思いで迎える春シーズン。「目標は春シーズン全勝。春のうちから強い相手にも勝って自信をつけ、秋シーズンに臨めるようにしたい」。安田は言う。いよいよ春シーズンが開幕する。日本一を目指し戦う藤原組の挑戦を見届けようではないか。
『スピリッツ』vol.60
投稿日時:2012/04/16(月) 17:20
新たな時代の幕開けだ!4月5日、関学ラグビー部はアンドリュー・マコーミック氏がHCに就任したことを発表。学生主体だったチームにフルタイムコーチが誕生した。

【新体制発表】
4月5日、2012年は関学ラグビー部の新体制が発表された。萩井前HCは監督に、HCには11―12シーズン、トップウェストNTTドコモハリケーンズでシニアHCを務めたアンドリュー・マコーミック氏が新たに招聘(しょうへい)された。
03年に関西Aリーグ復帰以来、二度関西制覇するなど徐々に力をつけてきた関学。大学選手権にも6年連続出場を果たした。だが全国の壁は高く、これまでベスト8の壁は越えることができなかった。そこで今年はフルタイムで指導でき、技術的にもより高いレベルの人材探しに着手。同氏に白羽の矢が立った。「一番の決め手はディフェンスに対するポリシー」。今年のラグビー部のテーマ、ディフェンスを重視する同氏は適任だった。
「関学は最初からいい印象。チャレンジしたいと思った」。世界を舞台に活躍してきたラグビー界のカリスマの新たな挑戦が始まった。トップウェストに所属していたチームをトップリーグへのし上げる、数々の功績を打ち立ててきた同氏。これまでと環境は大きく異なるが、「ディフェンスができるチームが勝つ」という理念は揺るがない。今後技術面において代表での経験が関学ラグビー部に大いに影響を与えるだろう。「常に学校にいるので選手たちとの時間を増やしたい」とグラウンド内外でチーム作りに取り組むことを約束した。
【頂点目指す】
「すぐに優勝というのは難しいことではあるが、おもしろいチャレンジ。大事なのは成長すること優勝できたら素晴らしい」。だが日本一を目指す重いは選手たちに負けてはいない。万全のサポート体制で挑む日本一。藤原組の挑戦から目が離せない。
◆アンドリュー・マコーミック。1967年2月5日。ニュージーランド生まれ。ニュージーランドA代表として活躍したのち来日。東芝府中時代は主将として三度日本一に輝いた。日本一に輝いた。日本代表の主将も経験。11―12シーズンにはトップウェストNTTドコモハリケーンズのシニアHCを務め、チームをトップリーグへと導いた。

【新体制発表】
4月5日、2012年は関学ラグビー部の新体制が発表された。萩井前HCは監督に、HCには11―12シーズン、トップウェストNTTドコモハリケーンズでシニアHCを務めたアンドリュー・マコーミック氏が新たに招聘(しょうへい)された。
03年に関西Aリーグ復帰以来、二度関西制覇するなど徐々に力をつけてきた関学。大学選手権にも6年連続出場を果たした。だが全国の壁は高く、これまでベスト8の壁は越えることができなかった。そこで今年はフルタイムで指導でき、技術的にもより高いレベルの人材探しに着手。同氏に白羽の矢が立った。「一番の決め手はディフェンスに対するポリシー」。今年のラグビー部のテーマ、ディフェンスを重視する同氏は適任だった。
「関学は最初からいい印象。チャレンジしたいと思った」。世界を舞台に活躍してきたラグビー界のカリスマの新たな挑戦が始まった。トップウェストに所属していたチームをトップリーグへのし上げる、数々の功績を打ち立ててきた同氏。これまでと環境は大きく異なるが、「ディフェンスができるチームが勝つ」という理念は揺るがない。今後技術面において代表での経験が関学ラグビー部に大いに影響を与えるだろう。「常に学校にいるので選手たちとの時間を増やしたい」とグラウンド内外でチーム作りに取り組むことを約束した。
【頂点目指す】
「すぐに優勝というのは難しいことではあるが、おもしろいチャレンジ。大事なのは成長すること優勝できたら素晴らしい」。だが日本一を目指す重いは選手たちに負けてはいない。万全のサポート体制で挑む日本一。藤原組の挑戦から目が離せない。
◆アンドリュー・マコーミック。1967年2月5日。ニュージーランド生まれ。ニュージーランドA代表として活躍したのち来日。東芝府中時代は主将として三度日本一に輝いた。日本一に輝いた。日本代表の主将も経験。11―12シーズンにはトップウェストNTTドコモハリケーンズのシニアHCを務め、チームをトップリーグへと導いた。
『藤原組、始動―。』副将インタビュー
投稿日時:2012/02/17(金) 20:21
「主将を一番近くで支える存在、それが副将」。藤原組の副将となった安田尚矢さんに、今後の展望を語っていただきました。

―副将に就任されて今のお気持ちは
結果を出すことだけを考えて、そのために他の4回生や後輩たちを引っ張ってやっていきたいなと思っています。
―副将に就任されるまでの経緯は
コーチ陣から主将や副将、学年リーダーなどの役職について提案があり、提案されたときにその意図なども聞いてそれを元に幹部学年で話し合って決めました。もともと副将をやってみたいという思いもありました。
―今のチームの雰囲気はいかがですか
すごくいいと思います。目標から逆算してこの時期には何をやるっていうのを話し合ってスケジュールを組んでいて、その意図などを明確にしてしっかり全員に伝えてやっています。ただやっているだけじゃなくて理解しているからいい練習ができているかと。
―具体的に今はどのような練習を
走り込みと筋トレです。体の基礎からちゃんと作ろうって話してて、体重とか体力、栄養に気を使っています。とにかくベースを作って、学校が始まって新1回生が入ってきてから技術面に入っていこうかと。今はしんどい練習ばっかりですけど、みんな頑張れていると思います。
―個人的に取り組んでいる事はありますか
誰よりも声を出して盛り上げることです。あと練習内容は幹部とコーチ陣が話し合って決めていることなので、意図を完全に幹部に落とし込んで理解して、全員に理解させるためにしっかり口に出していくように心がけています。

―副将の役割は
関学の主将には役割が多すぎると思っていて。主将が主にコーチ陣のコミュニケーションを取ったり、OBさんの対応や練習決めをやるから、中心となって下への落とし込みをやるのが自分の役割やと思っています。試合では泥臭いことをするようなタイプなんですけど、主将の藤原ももう一人の副将の松延も「オレについて来い」的なタイプなんで、自分は幹部と他の学年の子とかのベクトルがずれていかないようにパイプ役をしていけたらなと。
―自分の学年のメンバーをどのように思いますか
熱いのが多いですね。個性豊かで大変でもあるんですけど、ラグビーをやるってなるとベクトルが一つになるので、かなりいい学年やと思います。
―昨年を振り返っていかがですか
今までの体制を思いっきり変えてやってきて、細かいことを気にせずにひたすら一つのことをやり続けたんですが、終わってみると足りないことにいろいろ気づきました。
―具体的に足りないと思ったことは何ですか
一番はディフェンスに関してです。他にはブレイクダウンであったり、接点の強さであったり戦術に関してです。
―逆に昨年得たことは
今までリスクを冒したことがなかったので、先が見えない中でもチャレンジしたってことによって精神力がついたんじゃないかなと。あと試合中も走れるようになったし、アタックで走り続けるようになったと思います。

―今年の関学ラグビーのスタイルとは
ディフェンスをベースとしたラグビーに去年の強化したアタック、3年前連覇したときくらいのFWの強さを足し合わせ、FWでもBKでもトライを取れるラグビーを目指していきたいです。
―今年の関学ラグビーの注目ポイントは
やっぱり今年はディフェンスに注目してほしいですね。一番力を入れてやっていこうと考えているので。
―安田さん自身の注目ポイントは
去年やったらタックルだったんですけど今年は立場が違うんで…。今年はタックルもなんですけど、それ以上に試合に出ているメンバーの気持ちをあげてチームを盛り上げて、全員の持ってる力を引き出していきたいと思っています。
―目標達成に向け必要なことは
具体的なことをいうとディフェンスや接点の強さやと思うんですけど、一番はチーム全員のベクトルを一つにすることやと思います。ラグビーって信頼のスポーツなので、みんなが日本一っていう目標に向けて努力できるかっていうのが大事。目標として掲げていてもぶれるのも出てくるし、負けたときとかこれでいいんかなってなったりすると思います。そんなとき幹部学年がどれだけ引っ張っていけるかも目標達成するためには不可欠やと思います。今年は春から勝ちにこだわって、自信をつけていきたいです。
―最後にホームページを見ている方に一言お願いします
結果あるのみです。
■安田尚矢(やすだ・なおや)/人間福祉学部4回生/京都成章/FL/178㌢、90㌔
(文=宮本直実)

―副将に就任されて今のお気持ちは
結果を出すことだけを考えて、そのために他の4回生や後輩たちを引っ張ってやっていきたいなと思っています。
―副将に就任されるまでの経緯は
コーチ陣から主将や副将、学年リーダーなどの役職について提案があり、提案されたときにその意図なども聞いてそれを元に幹部学年で話し合って決めました。もともと副将をやってみたいという思いもありました。
―今のチームの雰囲気はいかがですか
すごくいいと思います。目標から逆算してこの時期には何をやるっていうのを話し合ってスケジュールを組んでいて、その意図などを明確にしてしっかり全員に伝えてやっています。ただやっているだけじゃなくて理解しているからいい練習ができているかと。
―具体的に今はどのような練習を
走り込みと筋トレです。体の基礎からちゃんと作ろうって話してて、体重とか体力、栄養に気を使っています。とにかくベースを作って、学校が始まって新1回生が入ってきてから技術面に入っていこうかと。今はしんどい練習ばっかりですけど、みんな頑張れていると思います。
―個人的に取り組んでいる事はありますか
誰よりも声を出して盛り上げることです。あと練習内容は幹部とコーチ陣が話し合って決めていることなので、意図を完全に幹部に落とし込んで理解して、全員に理解させるためにしっかり口に出していくように心がけています。

―副将の役割は
関学の主将には役割が多すぎると思っていて。主将が主にコーチ陣のコミュニケーションを取ったり、OBさんの対応や練習決めをやるから、中心となって下への落とし込みをやるのが自分の役割やと思っています。試合では泥臭いことをするようなタイプなんですけど、主将の藤原ももう一人の副将の松延も「オレについて来い」的なタイプなんで、自分は幹部と他の学年の子とかのベクトルがずれていかないようにパイプ役をしていけたらなと。
―自分の学年のメンバーをどのように思いますか
熱いのが多いですね。個性豊かで大変でもあるんですけど、ラグビーをやるってなるとベクトルが一つになるので、かなりいい学年やと思います。
―昨年を振り返っていかがですか
今までの体制を思いっきり変えてやってきて、細かいことを気にせずにひたすら一つのことをやり続けたんですが、終わってみると足りないことにいろいろ気づきました。
―具体的に足りないと思ったことは何ですか
一番はディフェンスに関してです。他にはブレイクダウンであったり、接点の強さであったり戦術に関してです。
―逆に昨年得たことは
今までリスクを冒したことがなかったので、先が見えない中でもチャレンジしたってことによって精神力がついたんじゃないかなと。あと試合中も走れるようになったし、アタックで走り続けるようになったと思います。
―今年の関学ラグビーのスタイルとは
ディフェンスをベースとしたラグビーに去年の強化したアタック、3年前連覇したときくらいのFWの強さを足し合わせ、FWでもBKでもトライを取れるラグビーを目指していきたいです。
―今年の関学ラグビーの注目ポイントは
やっぱり今年はディフェンスに注目してほしいですね。一番力を入れてやっていこうと考えているので。
―安田さん自身の注目ポイントは
去年やったらタックルだったんですけど今年は立場が違うんで…。今年はタックルもなんですけど、それ以上に試合に出ているメンバーの気持ちをあげてチームを盛り上げて、全員の持ってる力を引き出していきたいと思っています。
―目標達成に向け必要なことは
具体的なことをいうとディフェンスや接点の強さやと思うんですけど、一番はチーム全員のベクトルを一つにすることやと思います。ラグビーって信頼のスポーツなので、みんなが日本一っていう目標に向けて努力できるかっていうのが大事。目標として掲げていてもぶれるのも出てくるし、負けたときとかこれでいいんかなってなったりすると思います。そんなとき幹部学年がどれだけ引っ張っていけるかも目標達成するためには不可欠やと思います。今年は春から勝ちにこだわって、自信をつけていきたいです。
―最後にホームページを見ている方に一言お願いします
結果あるのみです。
■安田尚矢(やすだ・なおや)/人間福祉学部4回生/京都成章/FL/178㌢、90㌔
(文=宮本直実)
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