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「藤原組~Over~」 2012/10/17

『スピリッツ』vol.78

投稿日時:2012/10/17(水) 02:10

 昨年のリーグ戦では1点差で惜敗を喫した同大に29―21で勝利。その中でもひときわ目を引いたのは俊足を生かしたWTB金尚浩(総2)のプレーだ。また金は今リーグ初トライも決め勝利の立役者となった。



 昨年の雪辱は果たした。リーグ戦第2節で関学は昨年あと一歩及ばなかった同大に29―21で勝利し、リーグ戦初白星を飾った。
 立ち上がりから関学は同大に攻め込まれる。強化してきたディフェンスを崩され前半開始わずか10分の間に2トライを奪われてしまう。反撃に出たい関学は果敢に攻め、流れが変わったのは前半18分。自陣でのターンオーバーからボールを回し、パスをもらった金が自陣からゴール前まで一気に駆け上がる。そして相手を引きつけナンバー8中村(社2)にパス。そのまま中村が左中間にトライを決めた。力強い激走で関学の追撃弾を演出した金。その背中を押したのは「ボールを持ったら思い切ってプレーしろ」という先輩からの言葉だった。「4年生に頼ってばかりではいけない。自分もチームを引っ張るようなプレーをして4年生に恩返しがしたい」。金の胸にある感謝の気持ちは、プレーにも表れた。前半22分、金が待ちに待った今季リーグ戦初得点を決める。敵陣20㍍中央ラックから左に展開していき相手のディフェンスに阻まれる場面もあったが、「チームの勝利のために自分があの場面でトライしなければ誰が点を取るのか」。人知れず内に秘めた熱い思いで金がトライを奪い、ピッチの中、応援席の雰囲気を変えるきっかけを作った。
 「WTBとしてトライを決める役割をしっかり果たし、チームに貢献するプレーをしたい」。そう力強く語った金。現状に甘んじることなく、すでに次を見据えている金の活躍が関学の勝利には必要不可欠だ。

『スピリッツ』vol.77

投稿日時:2012/10/17(水) 02:09

 次々に決まる関学のトライ。まさに、これがトライカーニバルだ。10月13日、ジュニアリーグ第3節が関学第2フィールドで行われ、関学は京産大に圧倒的な実力差を見せつけ113―0で大勝した。



  トライ、トライ、トライ!関学の勢いは最後まで止まらなかった。試合開始から京産大を全く寄せ付けないプレーで関学は得点を重ね続け、113―0で見事な勝利を収めた。
 関学第2フィールドで行われたジュニアリーグ第3節、京産大との試合。キックオフの笛が鳴り響くと同時に、関学は勢いよく敵陣に攻め込みモールを形成すると左中間ラックよりFL長澤(社3)が持ち出しトライを奪う。その後も相手のディフェンスの隙を突き、果敢に敵陣を割っていった。前半を61―0で終了し、相手を大きく突き放した。
 後半もペースをつかんだのは関学だった。リザーブの選手を全員起用しながらも有利に試合を進めていく。途中出場のSH湯浅(人3)が後半14分、32分に密集からボールを持ち出しトライを決めるなど、後半に入っても関学は得点を量産する。守っては力強いディフェンスで相手の勢いを止め、京産大に得点を許すことなく113―0で試合終了。チーム全員でつかんだ大勝利だった。 
奪ったトライは17本。圧倒的な強さを見せつけた関学。しかし、目標はジュニアリーグ3連覇だ。3連覇達成に向け、選手たちの自信につながる試合となった。
 

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