大きくする 標準 小さくする

「畑中組~Focus~」 2013/6

『SPIRITs』 vol.92

投稿日時:2013/06/26(水) 18:21

 ライバル立命大に26―24で辛勝した。昨年のリーグ戦では惜しくも敗北を喫した相手だけに負けられない一戦だった。点差は大きく開かなかったものの、最後まで勝ちにこだわる粘り強いプレーで関学が勝利した。



 畑中組の春シーズンが終わりに近づいている。今試合の相手は昨年のリーグ戦で惜敗を喫した立命大。関学は粘り強いプレーを繰り広げ26―24で勝利を手にした。
 立ち上がり、立命大に主導権を握られ先制点を奪われる。しかし、その後モールからSH徳田(商2)が持ち出しトライ。立命大に追い付くもその後は互いに一歩も譲らない激しい試合を展開。だが、前半終了間際に得点を許し12―19で前半を折り返した。
 後半、勢いよく敵陣に攻め込んだ関学は、ゴール前でCTB水野(人3)からCTB金尚浩(総3)へ見事なパスをつなぎトライ。同19分にも関学は追加点を奪い26―19と逆転に成功する。このまま逃げ切りたい関学だったが試合終了間際、立命大に攻め込まれ点差を詰められる。しかし相手のキック不成功で同点を免れ26―24で辛勝した。
 春シーズンの試合も残すところあと1試合となった。今シーズン強化してきたディフェンスを武器に、昨年敗北した相手を破るなど確実に成長を遂げている関学。6月30日に行われる同大との一戦を制し、日本一へ向けさらなる弾みをつけたい。

『SPIRITs』vol.91

投稿日時:2013/06/04(火) 21:00


 伝統の一戦を制した!Bリーグに所属する京大との定期戦が行われ、関学は4年生中心のメンバーで挑み53―19で勝利を収めた。長年続く伝統の一戦に新たな歴史がまた一つ刻み込まれた。


 京大との伝統ある一戦で、今年も関学が勝利を手にした。前半は思うように得点できず苦戦するも後半で一気に得点を量産し53―19で白星を飾った。
 「後輩にいいプレーを見せられるように頑張ろう」と試合開始前、今ゲームキャプテンを務めた湯浅(人4)はチームを鼓舞した。4年生中心で挑んだ今試合。中にはファーストジャージに初めて袖を通す者もいた。
試合開始後から関学は勢いよく敵陣に攻め込んだ。前半2分、LO三井(社4)のトライを皮切りに連続で3トライを奪う。好調な滑り出しを見せた関学だったがその後はうまく息を合わすことができずプレーがかみ合わない場面が多かった。2トライを返され19―12で前半を終える。
 しかし、続く後半では本来の実力を発揮する。「後半でうまく修正できた」と湯浅。終始関学が主導権を握り相手に隙を見せなかった。4年生としての意地を見せる活躍で後半は6トライを奪い53―19で伝統の一戦を制した。
 
 
 関学と京大の定期戦には長い歴史がある。その始まりは1929年、関学ラグビー部が創部された翌年であった。2003年に関学がAリーグ復帰を果たしてからもずっと続けられている。現在京大はBリーグに所属しているが、長い歴史ある定期戦として関学はファーストジャージを身にまとい臨む。
所属するリーグは異なるが、今もなお交流を深め、互いに切磋琢磨し合っている関学と京大。これからも伝統の一戦は行われ続ける。







<< 2013年6月  >>

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30