「畑中組~Focus~」
『SPIRITs』 vol.102
投稿日時:2013/10/22(火) 14:01
何とか逃げ切りつかんだ勝利となった。関学は前半に得点を量産し、28―21で前節に続きリーグ戦連勝を飾った。前半は終始関学が主導権を握り得点を重ねた。しかし、後半に試合の流れは一変。相手にプレッシャーを掛けられ苦戦を強いられた一戦となった。

リーグ第3節となった大体大との一戦。関学は前半で一気に得点を奪い、28―21でリーグ開幕戦で昨年度の関西王者・天理大を下し勢いに乗る大体大を破った。
雨が降りしきる中試合は始まった。前半10分、前節でけがから復帰したFL中村(社3)のトライを皮切りに、その後もフェーズを重ねた攻撃でトライを狙う。CTB鳥飼(人2)が今リーグ初トライを決めさらに勢い付く関学。「FWとBKが一体となってトライを奪えた」と主将・畑中(商4)。関学の好プレーが光り、相手に隙を与えず28―0で試合を折り返した。
しかし、続く後半に試の流れは一変。大体大の反撃を受け、一気に点差を縮められてしまう。流れを手繰り寄せたい関学は、7点差に追い付かれたところで途中出場のSH湯浅(人4)がトライ。だが、試合終了間際に再び相手に得点を許す。焦りからかペナルティーが目立ち悔やまれる場面もあったが、28―21で何とか逃げ切りリーグ戦2勝目を手にした。
次戦の相手は春の練習試合、そしてジュニアリーグで敗北を喫している同大だ。畑中は「もう一度チーム全体で意識統一し、気持ちで負けないように同大に挑みたい」と次戦に向け意気込んだ。三度目の正直となるか。雪辱を果たし、次こそ関学が白星を奪うに違いない。【田井咲希子】

リーグ第3節となった大体大との一戦。関学は前半で一気に得点を奪い、28―21でリーグ開幕戦で昨年度の関西王者・天理大を下し勢いに乗る大体大を破った。
雨が降りしきる中試合は始まった。前半10分、前節でけがから復帰したFL中村(社3)のトライを皮切りに、その後もフェーズを重ねた攻撃でトライを狙う。CTB鳥飼(人2)が今リーグ初トライを決めさらに勢い付く関学。「FWとBKが一体となってトライを奪えた」と主将・畑中(商4)。関学の好プレーが光り、相手に隙を与えず28―0で試合を折り返した。
しかし、続く後半に試の流れは一変。大体大の反撃を受け、一気に点差を縮められてしまう。流れを手繰り寄せたい関学は、7点差に追い付かれたところで途中出場のSH湯浅(人4)がトライ。だが、試合終了間際に再び相手に得点を許す。焦りからかペナルティーが目立ち悔やまれる場面もあったが、28―21で何とか逃げ切りリーグ戦2勝目を手にした。
次戦の相手は春の練習試合、そしてジュニアリーグで敗北を喫している同大だ。畑中は「もう一度チーム全体で意識統一し、気持ちで負けないように同大に挑みたい」と次戦に向け意気込んだ。三度目の正直となるか。雪辱を果たし、次こそ関学が白星を奪うに違いない。【田井咲希子】