「畑中組~Focus~」
『SPIRITs』 vol.99
投稿日時:2013/10/01(火) 18:55
リーグ開幕戦となった京産大との一戦。一進一退の攻防を繰り広げ14―6で前半を折り返すも、後半に逆転を許し19―30で初戦を黒星で終えた。リーグ戦での歓喜の瞬間は次戦に持ち越しとなった。

リーグ初戦の相手は昨リーグ7位の京産大。堅いディフェンスと鍛えてきたフィットネスを生かした関学らしいラグビーを繰り広げることができず、19―30で敗北を喫した。
立ち上がりから一進一退の攻防が続くも、前半25分CTB水野(人3)がトライを決め先手を切った。このまま勢いに乗りたかったが、自らの反則で相手にペナルティーゴールを許すなど得点差は開かず。14―6で前半を折り返した。
リードを守り切り試合の流れを手繰り寄せたい関学だったが、逆に自陣に攻め込まれる時間が続いた。後半開始から立て続けにトライを奪われ同7分には14―18と逆転を許してしまう。その後も得点差は開き相手優位の展開となった。同38分にルーキーFB・川上(経1)が意地のトライを決め反撃に出る関学だったが時すでに遅く、試合終了の笛が鳴り響いた。
「ディフェンスのミスで失点した。一つ一つのプレーの精度が低かった」と主将・畑中(商4)。技術的、精神的な部分での甘さが結果に表れた。しかし、「自分たちが弱いことが自覚できた。負けを認め、そしてこの負けを生かしこれから戦っていく」と次戦に向けて畑中は意気込んだ。
昨年のリーグ成績を覆す結果となり波乱の幕開けとなった関西大学Aリーグ。昨年の優勝校、天理大は昨リーグ5位の大体大に31―37で敗北するなど予想外の結果となった。「やってみなければ分からない」。プレスカンファレンスで多くの関係者から聞かれたこの言葉が現実のものとなった。
関学の次戦の相手は32年ぶりにAリーグに参戦し、初戦では昨リーグ4位の近大を破り勢いに乗る関大だ。畑中組が失うものはもう何もない。次戦こそ歓喜の瞬間は必ず関学に訪れる。(田井咲希子)

リーグ初戦の相手は昨リーグ7位の京産大。堅いディフェンスと鍛えてきたフィットネスを生かした関学らしいラグビーを繰り広げることができず、19―30で敗北を喫した。
立ち上がりから一進一退の攻防が続くも、前半25分CTB水野(人3)がトライを決め先手を切った。このまま勢いに乗りたかったが、自らの反則で相手にペナルティーゴールを許すなど得点差は開かず。14―6で前半を折り返した。
リードを守り切り試合の流れを手繰り寄せたい関学だったが、逆に自陣に攻め込まれる時間が続いた。後半開始から立て続けにトライを奪われ同7分には14―18と逆転を許してしまう。その後も得点差は開き相手優位の展開となった。同38分にルーキーFB・川上(経1)が意地のトライを決め反撃に出る関学だったが時すでに遅く、試合終了の笛が鳴り響いた。
「ディフェンスのミスで失点した。一つ一つのプレーの精度が低かった」と主将・畑中(商4)。技術的、精神的な部分での甘さが結果に表れた。しかし、「自分たちが弱いことが自覚できた。負けを認め、そしてこの負けを生かしこれから戦っていく」と次戦に向けて畑中は意気込んだ。
昨年のリーグ成績を覆す結果となり波乱の幕開けとなった関西大学Aリーグ。昨年の優勝校、天理大は昨リーグ5位の大体大に31―37で敗北するなど予想外の結果となった。「やってみなければ分からない」。プレスカンファレンスで多くの関係者から聞かれたこの言葉が現実のものとなった。
関学の次戦の相手は32年ぶりにAリーグに参戦し、初戦では昨リーグ4位の近大を破り勢いに乗る関大だ。畑中組が失うものはもう何もない。次戦こそ歓喜の瞬間は必ず関学に訪れる。(田井咲希子)