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「新里組~Challenge~」 2011/11

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『スピリッツ』vol.54(裏面)

投稿日時:2011/11/11(金) 10:24

◆両WTB大活躍!
 今年の関学が目指すもの展開ラグビー。積極的なパスを回し、トライを目指す。そんな中、リーグ戦を通してトライを量産しているのがWTB松延(商3)とWTB中井(経1)だ。


 
【松延泰樹】
 開始1分、FB小樋山(人4)からパスを受けたWTB松延(商3)が右隅へトライをねじ込み先制点を挙げる。このまま波に乗るかと思われたが、近大のディフェンスに押され、突き放すことができないまま、8―7で前半を折り返した。後半開始後も、しばらくは均衡状態が続く。そして後半12分、待望の追加点を奪った関学。トライを挙げたのはまたしても松延だった。松延のトライで勢いづいた関学はその後、4トライを挙げ、近大を下した。
存在感抜群の高身長ウィング松延。「体の大きさを生かして、もっとボールもらいにいってゲインできれば。もっと取り切りたいです」とコメント。新里組のトライゲッターとなることができるのか。期待が高まる。
 
【中井剛毅】
 1年生ながら開幕戦スタメンの座をつかみ、フル出場を果たしている中井(経1)。開幕戦からトライを奪うなど、存在感を示している。「初めのころは怖かった。でも試合に出ていく中で、通用する部分とそうじゃない部分が分かってきた」と徐々につかみつつある大学ラグビーでの手ごたえを語る。この日も後半に2トライを決める活躍だった中井。「自分の役割は点を取りきること。先輩たちがつないでくれたボールを無駄にはできない」とトライへの執着心を見せる。残り2戦、フレッシュなルーキーがグラウンドを駆け抜ける。
 
 
◆萩井HC Interview

 50~60分は我慢の時間が続き、厳しい状況だったが、そんな中でもリラックスしてできたのではないかと思う。それからどこまで発展させることができるか。まだまだできることはある。FW周辺やブレイクダウンなど、より厳しくしないと安定した試合にならない。FWもしっかり仕事ができるよう、また2週間しっかり取り組みたい。

『スピリッツ』vol.54

投稿日時:2011/11/08(火) 15:07

 前節同大戦の惜敗から2週間。一戦必勝を誓い挑んだ近大戦で、関学フィフティーンは意地を見せつけた。前半は1点差で折り返したものの、後半に入りトライラッシュ。後半一度も近大に得点を許さず、35―7と快勝した。



【接戦】

 今季、立ち上がりの悪さが課題だった関学だったが、この日は違った。開始1分、敵陣での近大スクラムからボールを奪った関学。パスをつないで駆け上がっていく。そしてFB小樋山(人4)からWTB松延(商3)へとボールが渡り、右隅に先制トライ。このままリードを広げたい関学だったが、近大の積極的な攻撃に押され厳しい時間帯が続く。自陣でのプレーを強いられ懸命なディフェンスを見せた関学だったが、前半22分、近大に同点トライを許し、さらにコンバージョンキック成功で1点ビハインドを背負う。すぐに反撃を始めるも、近大の防御を崩すことができない。それでも小樋山がペナルティーゴールを成功させ、8―7で前半を折り返す。
 
【成長】

 1点差で迎えた後半。後半開始からアグレッシブな攻撃を仕掛けていく関学。敵陣深くでラックを形成しながらパスを回し、トライを狙う。何度もゴールラインに迫ったが好機を生かすことができない。それでも粘り強い攻撃を見せた関学。後半12分、ゴール前の近大スクラムからターンオーバーし右にパスを展開する。そして最後は松延がこの日2トライ目を奪取。13―7とする。このトライを皮切りに、関学は近大を突き放すことに。WTB中井(経1)の連続トライ。そして終了間際、ロスタイムにはダメ押しトライが決まり、35―7で見事勝利。後半相手に一度も得点を許すことなく快勝した。
 「前半は相手の内側のディフェンスが厚くしかんどかった。ハーフタイムに外に散らしていこうと決め、後半に臨み、点を取ることができた。試合中に修正できたのは成長の証」と主将・新里(社4)は試合を振り返る。リーグ戦もいよいよ佳境に入ってきた。残り2戦、新たな関学ラグビー全開で突っ走る。
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