「畑中組~Focus~」 2013/10
『SPIRITs』 vol.103
投稿日時:2013/10/29(火) 13:20
接戦をものにできず、同大に12―25で敗北を喫した。互いに今リーグ戦3節終了時点で、通算成績2勝1敗の関学と同大。負けられない一戦で関学は勝利をつかむことができなかった。

両者の意地がぶつかり合った白熱した一戦となった。度重なる反則や、ミスで苦しみ関学は12―25で敗れ、今リーグ通算2勝2敗となった。
風下でのプレーとなった前半。同大に先制トライを奪われるも、ボールをキープし、キックを有効的に使い攻める関学。しかし、スクラムでの反則で相手にペナルティーゴールを許し0―11と点差が広がる。苦しい展開を抜け出したい関学は同29分、主将・WTB畑中(商4)が今リーグ初トライを奪いチームを鼓舞した。
7―11で迎えた後半、巻き返しを図る関学は同6分にFL中村(社3)が3戦連続となるトライを決める。多くの観客が逆転勝利を願って声援を送る中、ゴール直前まで攻め込むも、あと一歩ゴールラインに届かない場面が続いた。後半42分、ロスタイムに続けて失点。12―25で試合は終了し今リーグ2敗目となった。
チャンスを生かし切れず悔やまれる結果となったが、「自分たちがやっているラグビーは間違いではないと感じた試合だった。入りの集中力を高め、立命大戦に備えたい」と畑中は気持ちを切り替えた。次戦の相手は、今リーグ全勝中の立命大だ。勢いに乗る立命大を打破し、必ずや勝利をつかむに違いない。【田井咲希子】

両者の意地がぶつかり合った白熱した一戦となった。度重なる反則や、ミスで苦しみ関学は12―25で敗れ、今リーグ通算2勝2敗となった。
風下でのプレーとなった前半。同大に先制トライを奪われるも、ボールをキープし、キックを有効的に使い攻める関学。しかし、スクラムでの反則で相手にペナルティーゴールを許し0―11と点差が広がる。苦しい展開を抜け出したい関学は同29分、主将・WTB畑中(商4)が今リーグ初トライを奪いチームを鼓舞した。
7―11で迎えた後半、巻き返しを図る関学は同6分にFL中村(社3)が3戦連続となるトライを決める。多くの観客が逆転勝利を願って声援を送る中、ゴール直前まで攻め込むも、あと一歩ゴールラインに届かない場面が続いた。後半42分、ロスタイムに続けて失点。12―25で試合は終了し今リーグ2敗目となった。
チャンスを生かし切れず悔やまれる結果となったが、「自分たちがやっているラグビーは間違いではないと感じた試合だった。入りの集中力を高め、立命大戦に備えたい」と畑中は気持ちを切り替えた。次戦の相手は、今リーグ全勝中の立命大だ。勢いに乗る立命大を打破し、必ずや勝利をつかむに違いない。【田井咲希子】
『SPIRITs』 vol.102
投稿日時:2013/10/22(火) 14:01
何とか逃げ切りつかんだ勝利となった。関学は前半に得点を量産し、28―21で前節に続きリーグ戦連勝を飾った。前半は終始関学が主導権を握り得点を重ねた。しかし、後半に試合の流れは一変。相手にプレッシャーを掛けられ苦戦を強いられた一戦となった。

リーグ第3節となった大体大との一戦。関学は前半で一気に得点を奪い、28―21でリーグ開幕戦で昨年度の関西王者・天理大を下し勢いに乗る大体大を破った。
雨が降りしきる中試合は始まった。前半10分、前節でけがから復帰したFL中村(社3)のトライを皮切りに、その後もフェーズを重ねた攻撃でトライを狙う。CTB鳥飼(人2)が今リーグ初トライを決めさらに勢い付く関学。「FWとBKが一体となってトライを奪えた」と主将・畑中(商4)。関学の好プレーが光り、相手に隙を与えず28―0で試合を折り返した。
しかし、続く後半に試の流れは一変。大体大の反撃を受け、一気に点差を縮められてしまう。流れを手繰り寄せたい関学は、7点差に追い付かれたところで途中出場のSH湯浅(人4)がトライ。だが、試合終了間際に再び相手に得点を許す。焦りからかペナルティーが目立ち悔やまれる場面もあったが、28―21で何とか逃げ切りリーグ戦2勝目を手にした。
次戦の相手は春の練習試合、そしてジュニアリーグで敗北を喫している同大だ。畑中は「もう一度チーム全体で意識統一し、気持ちで負けないように同大に挑みたい」と次戦に向け意気込んだ。三度目の正直となるか。雪辱を果たし、次こそ関学が白星を奪うに違いない。【田井咲希子】

リーグ第3節となった大体大との一戦。関学は前半で一気に得点を奪い、28―21でリーグ開幕戦で昨年度の関西王者・天理大を下し勢いに乗る大体大を破った。
雨が降りしきる中試合は始まった。前半10分、前節でけがから復帰したFL中村(社3)のトライを皮切りに、その後もフェーズを重ねた攻撃でトライを狙う。CTB鳥飼(人2)が今リーグ初トライを決めさらに勢い付く関学。「FWとBKが一体となってトライを奪えた」と主将・畑中(商4)。関学の好プレーが光り、相手に隙を与えず28―0で試合を折り返した。
しかし、続く後半に試の流れは一変。大体大の反撃を受け、一気に点差を縮められてしまう。流れを手繰り寄せたい関学は、7点差に追い付かれたところで途中出場のSH湯浅(人4)がトライ。だが、試合終了間際に再び相手に得点を許す。焦りからかペナルティーが目立ち悔やまれる場面もあったが、28―21で何とか逃げ切りリーグ戦2勝目を手にした。
次戦の相手は春の練習試合、そしてジュニアリーグで敗北を喫している同大だ。畑中は「もう一度チーム全体で意識統一し、気持ちで負けないように同大に挑みたい」と次戦に向け意気込んだ。三度目の正直となるか。雪辱を果たし、次こそ関学が白星を奪うに違いない。【田井咲希子】
『SPIRITs』 vol.101
投稿日時:2013/10/15(火) 17:59
関大を下し、うれしいリーグ戦初白星を挙げた。前半8分SH徳田(商2)が先制トライを奪うと、続けて得点を追加し19―0で前半を折り返す。後半に入りミスから関大に得点を許すも、すかさずFL中村(社3)がトライ。その後も関学は得点を重ね後半だけで5トライを挙げ関大を圧倒し、54―5で勝利した。

畑中組が本調子を取り戻した。リーグ2戦目の相手である関大は、今年32年ぶりにAリーグに復帰し、初戦で昨リーグ4位の近大を破って波に乗るチーム。京産大戦での敗北から2週間、関学はチャレンジャーとして関大戦に臨み、関学らしい積極的なプレーで54ー5で快勝した。
両者共にリズムに乗り切れずミスもあったが、試合を動かしたのは関学だった。前半8分、モールから抜け出したLO竹村(人3)から徳田へパスが渡り、先制点を挙げる。さらに関学は2トライを奪い、守備では粘りのディフェンスで関大を無得点に抑えて19―0で前半を折り返す。
関学リードで迎えた後半。立ち上がりにミスが続き関大にトライを許すも、失点後すかさず中村が得点を追加する。嫌な流れを完全に断ち切った関学は、フェーズを重ねたアタックでトライを量産し、関大を引き離すことに成功。54―5と大差を付け関大に勝利した。
「アタック、ディフェンス共にいいプレーができた」と主将・畑中(商4)。初戦の敗北を素直に認め反省点を修正し、関大にフォーカスを当て練習してきた関学。自分たちのプレーができた一戦だった。「1勝したことでチームに大きな自信が付いた」と畑中。「来週からも試合は続くので、今回の勝利に安心せず、しっかり準備していきたい」と気を引き締めることも忘れなかった。
次戦の相手は、初戦で昨年の優勝校・天理大を下した大体大。FWに定評があるチームだが、対策を練り1週間後の試合に臨む。自分たちのラグビーを徐々に形にしつつある関学の勢いはもう止まらない。(井上莉沙子)

畑中組が本調子を取り戻した。リーグ2戦目の相手である関大は、今年32年ぶりにAリーグに復帰し、初戦で昨リーグ4位の近大を破って波に乗るチーム。京産大戦での敗北から2週間、関学はチャレンジャーとして関大戦に臨み、関学らしい積極的なプレーで54ー5で快勝した。
両者共にリズムに乗り切れずミスもあったが、試合を動かしたのは関学だった。前半8分、モールから抜け出したLO竹村(人3)から徳田へパスが渡り、先制点を挙げる。さらに関学は2トライを奪い、守備では粘りのディフェンスで関大を無得点に抑えて19―0で前半を折り返す。
関学リードで迎えた後半。立ち上がりにミスが続き関大にトライを許すも、失点後すかさず中村が得点を追加する。嫌な流れを完全に断ち切った関学は、フェーズを重ねたアタックでトライを量産し、関大を引き離すことに成功。54―5と大差を付け関大に勝利した。
「アタック、ディフェンス共にいいプレーができた」と主将・畑中(商4)。初戦の敗北を素直に認め反省点を修正し、関大にフォーカスを当て練習してきた関学。自分たちのプレーができた一戦だった。「1勝したことでチームに大きな自信が付いた」と畑中。「来週からも試合は続くので、今回の勝利に安心せず、しっかり準備していきたい」と気を引き締めることも忘れなかった。
次戦の相手は、初戦で昨年の優勝校・天理大を下した大体大。FWに定評があるチームだが、対策を練り1週間後の試合に臨む。自分たちのラグビーを徐々に形にしつつある関学の勢いはもう止まらない。(井上莉沙子)
『SPIRITs』 vol.100
投稿日時:2013/10/15(火) 17:55
ジュニアリーグ第4節の相手は今年、32年ぶりに関西大学Aリーグに昇格した関大だ。勢いに乗る相手を物ともせず関学が終始主導権を握り続けた。特に目を引く活躍を見せたのはLO三井健太郎(社4)だ。今季ジュニアリーグ初出場を果たし1トライ、そして得点に絡むプレーでチームを鼓舞。関学は52―17で勝利しジュニアリーグ3勝目を手にした。

関西大学Aリーグに所属するBチーム以下の選手が出場し行われているジュニアリーグ。32年ぶりにAリーグに参戦している関大との一戦は52―17で関学に軍配が上がった。
「チームの士気を高め勝利に貢献したいと思い臨んだ」と今試合で今季ジュニアリーグに初めてスタメンとしてフル出場した三井。前半16分に1トライを奪い、同24分にはゴール直前までボールを持ち込みWTB日名子(経3)のトライを演出した。その後も 関学が得点を量産し試合の流れをつかむも、自らのミスで前半終了間際に得点を許し33―5で前半を折り返した。
後半も勢いに乗りたい関学だったが、後半開始後に関大に得点を許してしまう。「これまでのジュニアリーグでの試合同様、後半では受け身のプレーになってしまった。前半の試合の流れを変えられた」と三井。課題点が浮き彫りとなった失点だった。しかし、後半から出場したHO大山(商1)が連続でトライ。ルーキーの活躍にチームは再奮起し得点を重ね55―17で勝利した。
「個人としてはトライを取ることができ、そしてLOとしての役割も果たせた。4年生として後輩にいい姿を見せることができ満足している。リーグ戦で結果を残すため、ジュニアリーグからチームを盛り上げていきたい」と試合後に笑顔で語った三井。ラストイヤーに懸ける人一倍のチームへの思いがプレーに表れ勝利の立役者になった。今後の三井の活躍に期待が高まる。 (田井咲希子)

関西大学Aリーグに所属するBチーム以下の選手が出場し行われているジュニアリーグ。32年ぶりにAリーグに参戦している関大との一戦は52―17で関学に軍配が上がった。
「チームの士気を高め勝利に貢献したいと思い臨んだ」と今試合で今季ジュニアリーグに初めてスタメンとしてフル出場した三井。前半16分に1トライを奪い、同24分にはゴール直前までボールを持ち込みWTB日名子(経3)のトライを演出した。その後も 関学が得点を量産し試合の流れをつかむも、自らのミスで前半終了間際に得点を許し33―5で前半を折り返した。
後半も勢いに乗りたい関学だったが、後半開始後に関大に得点を許してしまう。「これまでのジュニアリーグでの試合同様、後半では受け身のプレーになってしまった。前半の試合の流れを変えられた」と三井。課題点が浮き彫りとなった失点だった。しかし、後半から出場したHO大山(商1)が連続でトライ。ルーキーの活躍にチームは再奮起し得点を重ね55―17で勝利した。
「個人としてはトライを取ることができ、そしてLOとしての役割も果たせた。4年生として後輩にいい姿を見せることができ満足している。リーグ戦で結果を残すため、ジュニアリーグからチームを盛り上げていきたい」と試合後に笑顔で語った三井。ラストイヤーに懸ける人一倍のチームへの思いがプレーに表れ勝利の立役者になった。今後の三井の活躍に期待が高まる。 (田井咲希子)
『SPIRITs』 vol.99
投稿日時:2013/10/01(火) 18:55
リーグ開幕戦となった京産大との一戦。一進一退の攻防を繰り広げ14―6で前半を折り返すも、後半に逆転を許し19―30で初戦を黒星で終えた。リーグ戦での歓喜の瞬間は次戦に持ち越しとなった。

リーグ初戦の相手は昨リーグ7位の京産大。堅いディフェンスと鍛えてきたフィットネスを生かした関学らしいラグビーを繰り広げることができず、19―30で敗北を喫した。
立ち上がりから一進一退の攻防が続くも、前半25分CTB水野(人3)がトライを決め先手を切った。このまま勢いに乗りたかったが、自らの反則で相手にペナルティーゴールを許すなど得点差は開かず。14―6で前半を折り返した。
リードを守り切り試合の流れを手繰り寄せたい関学だったが、逆に自陣に攻め込まれる時間が続いた。後半開始から立て続けにトライを奪われ同7分には14―18と逆転を許してしまう。その後も得点差は開き相手優位の展開となった。同38分にルーキーFB・川上(経1)が意地のトライを決め反撃に出る関学だったが時すでに遅く、試合終了の笛が鳴り響いた。
「ディフェンスのミスで失点した。一つ一つのプレーの精度が低かった」と主将・畑中(商4)。技術的、精神的な部分での甘さが結果に表れた。しかし、「自分たちが弱いことが自覚できた。負けを認め、そしてこの負けを生かしこれから戦っていく」と次戦に向けて畑中は意気込んだ。
昨年のリーグ成績を覆す結果となり波乱の幕開けとなった関西大学Aリーグ。昨年の優勝校、天理大は昨リーグ5位の大体大に31―37で敗北するなど予想外の結果となった。「やってみなければ分からない」。プレスカンファレンスで多くの関係者から聞かれたこの言葉が現実のものとなった。
関学の次戦の相手は32年ぶりにAリーグに参戦し、初戦では昨リーグ4位の近大を破り勢いに乗る関大だ。畑中組が失うものはもう何もない。次戦こそ歓喜の瞬間は必ず関学に訪れる。(田井咲希子)

リーグ初戦の相手は昨リーグ7位の京産大。堅いディフェンスと鍛えてきたフィットネスを生かした関学らしいラグビーを繰り広げることができず、19―30で敗北を喫した。
立ち上がりから一進一退の攻防が続くも、前半25分CTB水野(人3)がトライを決め先手を切った。このまま勢いに乗りたかったが、自らの反則で相手にペナルティーゴールを許すなど得点差は開かず。14―6で前半を折り返した。
リードを守り切り試合の流れを手繰り寄せたい関学だったが、逆に自陣に攻め込まれる時間が続いた。後半開始から立て続けにトライを奪われ同7分には14―18と逆転を許してしまう。その後も得点差は開き相手優位の展開となった。同38分にルーキーFB・川上(経1)が意地のトライを決め反撃に出る関学だったが時すでに遅く、試合終了の笛が鳴り響いた。
「ディフェンスのミスで失点した。一つ一つのプレーの精度が低かった」と主将・畑中(商4)。技術的、精神的な部分での甘さが結果に表れた。しかし、「自分たちが弱いことが自覚できた。負けを認め、そしてこの負けを生かしこれから戦っていく」と次戦に向けて畑中は意気込んだ。
昨年のリーグ成績を覆す結果となり波乱の幕開けとなった関西大学Aリーグ。昨年の優勝校、天理大は昨リーグ5位の大体大に31―37で敗北するなど予想外の結果となった。「やってみなければ分からない」。プレスカンファレンスで多くの関係者から聞かれたこの言葉が現実のものとなった。
関学の次戦の相手は32年ぶりにAリーグに参戦し、初戦では昨リーグ4位の近大を破り勢いに乗る関大だ。畑中組が失うものはもう何もない。次戦こそ歓喜の瞬間は必ず関学に訪れる。(田井咲希子)
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