「藤原組~Over~」
4年生特集企画 第4回 中西健太×松本晃忠
投稿日時:2012/07/27(金) 21:14
第4回のテーマは「チャンスメーカー」。SH、BKリーダーという共通点が多い二人。それぞれの今年にかける思いに迫った。

―お二人ともSHはいつからされていますか
中西「中学3年からですね」
松本「僕もです」
―きっかけは何ですか
中西「それまではWTBだったんですけど先輩が抜けたから…だったと思います」
松本「僕は中学までCTBだったんですけど、中学3年でスクール選抜に行った時に体が小さいからSHやれって言われて。それからずっとです」
中西「それや!僕も選抜のセレクションに行く時にSHでいけって言われてなったんです」
―SHの面白さはどんなところですか
中西・松本「面白さはなんやろ??(笑)」
松本「しんどいくらい?(笑)」
中西「でも相手のSHとの駆け引きは面白いです」
松本「せやな!」
―目指しているスタイルのようなものはありますか
中西「うーん…。芦田さん(一顕=人卒)かな。尊敬しています」
松本「僕もそうですね!」
―自分のアピールポイントは
松本「(中西)健太はディフェンスやろ?」
中西「そうやな。ディフェンスやな」
松本「僕はオフェンスかな。アタック…」
中西「とにかく足が速いな!」
―参考にしている選手はいますか
中西「1、2、3年の時はそらな!芦田さんやな」
松本「当然やな」
中西「4年になっては…あんまりトップリーグとかは見ないので分からないです」
松本「日和佐篤(サントリーサンゴリアス)はな!見ていて楽しいかな」

―SHの見せ場は
松本「難しいな…」
中西「なんやろな…。あんまり俺らはできひんけど最後のパス、ウイニングパスかな」
松本「スタートは全部SHからやからそこかな」
―決まったらうれしいプレーはありますか
松本「まぁハイパンが決まったらうれしいな」
中西「ラインアウトからのパスとか…。一個一個、全部のパスがうまくいったらうれしいです」
―高校時代の思い出話を一つ聞かせてください
中西「一番は試合後に試合で倒れた回数分のランパスをさせられたことです。試合前に何も言われてなかったのに、試合後にいきなり言われて。あれは…」
松本「花園でトライしたことです」
―高校時代で印象に残っている試合は
中西「2年生時の花園での東海大仰星高との試合です。対面は芦田さんやって…。この試合勝ったんですよ!春の選抜大会は2点差で負けて、練習試合も3回くらいやったんですけど全部僅差で負けていて。花園でやっと勝つことができたので印象深いです」
松本「近畿大会で東海大仰星高とやった時です。対面は芦田さんで(笑)。「あぁ、この人か…」ってその時思いました。上手でしたね」
―関学を選ばれた理由は
松本「僕は高等部なんで…。でもやっぱり高校を選ぶ時は大学のことも意識していましたね。大学でもラグビーを、という風には思ってなくて最初は大学ではアメフトをやろうかなと思ったりもしていて。でも結局先輩もいるし、高校ではキャプテンもしていたのでラグビーを続けることにしました」
中西「中学の頃から関学がかっこいいなと思ってたので入りました」
―大学ラグビーでうれしかったこと、悔しかったことを一つずつ挙げてもらえますか
松本「1年の時にAで最後20分くらいでしたけど試合に出られたことがうれしかったです。悔しかったことは2年前の明大戦、客席から見てて悔しかったです」
中西「うれしかったことは1年生の時の納会で新人賞みたいなものをもらったことです。悔しかったのは僕も2年の時の明大戦ですね。芦田さんが足を骨折されていて全然動けてなくて、芦田さん自身もめっちゃしんどそうで代わって欲しそうやったんですけど、なかなか試合に出られなくて。ラスト何分かでやっと出たんですけど、あれは悔しかったですね」

―お二人ともBKリーダーをされていることのことですが、仕事の内容はどんなことですか
中西「みんな(松本・春山悠太(文4))は練習前に練習の意図を伝えたりBKのまとめ役をしているんですけど、僕は盛り上げ役ですね。」
松本「幹部がほとんどAなんですけど僕は下のチームだったので、下の意見や思いを伝えてチームの底上げができたらと思ってやっています」
―難しさはありますか
中西「1年の時から練習でも試合でも声を出してやってきたので、ずっとやってたことをやっているだけなので大変ではないです」
松本「やっぱり人数が多いと不満も出てくるので、一人一人とコミュニケーションを取って上にどう伝えていくかっていうのは難しさもありますね」
―BKリーダーをする上で心掛けていることはありますか
中西「チームが落ちていたら幹部も落ちてしまったりすると思うんですけど、そんな時こそ盛り上げていこうと思っています。今年はまだそんなに落ちることもなくいい感じでやれているとは思います。盛り上げていこうってことは常に思っているんですけど、実際今けがをしていて全然何もできていないです…」
松本「前向きに、ポジティブにやろうって思っています。後輩たちにもネガティブなところは見せんようにしていて、前向きな姿勢で居続けることを意識しています」
―BKリーダーとして目指しているものはありますか
中西「今、関学のBKはどんどんレベルが上がってきていて、見ているとパス回しにしても関東に通じるところはあると思うんです。だから雑誌に『どうやって激変したのか、関学BK』みたいな感じで取り上げられたらうれしいなと思います」
松本「チーム全体が同じスキル、考え方を持って毎試合決められた動きの中で試合に勝てたらと思います」
―春シーズンを振り返って、今年のBKはいかがでしたか
中西「正直BKでは負けてなかったです。関大でやられてしまったけど、ほんまにBK対決は勝っていると思いますね」
松本「今年のチームは波に乗ったら強いけどどっかでくじけたら落ちてしまうところがある思うので、このまま気を抜かずやっていくことが大事やと思いますね」
―個人的にはどうでしたか
中西「自分自身は最低でしたね…。昨年の終わりにけがをしてしまって春も全然試合に出ることができなかったので」
松本「僕はけがせず徐々に上のチームに上がってきて、いい形で今はBにいます。健太がこれまでずっと試合に出ていて、長期離脱して…。抜けた穴を湯浅(航平=人3)や徳田(健太=商1)が埋めてくれているんですけど、自分も頑張らなと思います。チーム力を上げられるくらいの気持ちでもっと頑張りたいです!」

―BKでは下級生も多く試合に出ていると思いますが、指導したりしますか
中西「同じポジションだったら知っていることは教えたりもしますけど、一緒に練習するって感じですね。特にSHは仲が良くて。いつも朝練が終わってから練習したり、夜練が終わってもやったりしますね」
―ではお二人が思う乗りに乗っているSHの後輩を一人教えてください
松本「徳田ちゃう?」
中西「いいなぁ!何でもできるからな」
松本「高等部でSH、それにキャプテンと被るとこが多いんですけど、見ていたらすごく頑張っている子なんで負けられへんなと思います」
―今年成し遂げたいことを教えて下さい
中西「4年生全員で試合っすね」
松本「そうやな」
中西「レギュラーとして全員が頑張りたいです」
松本「レギュラーで全員が出たらチームの士気も高まると思うし」
―最後にラストイヤーにかける意気込みをお願いします
中西「ほんまに後がないので…。あれができんかったーって来年言いたくないので、早くけがを直してほんとに頑張りたいです」
松本「やりきるしかないですね。3歳の時から始めて18年間ラグビーをしてきてもういい、飽きたなと(笑)。頑張ってやり切って有終の美を飾りたいです」

(左から)
■松本晃忠(まつもと・あきただ)/関学高等部/社4/170㌢・69㌔/ボーリング
■中西健太(なかにし・けんた)/尾道高/経4/168㌢・65㌔/小説を読むこと

―お二人ともSHはいつからされていますか
中西「中学3年からですね」
松本「僕もです」
―きっかけは何ですか
中西「それまではWTBだったんですけど先輩が抜けたから…だったと思います」
松本「僕は中学までCTBだったんですけど、中学3年でスクール選抜に行った時に体が小さいからSHやれって言われて。それからずっとです」
中西「それや!僕も選抜のセレクションに行く時にSHでいけって言われてなったんです」
―SHの面白さはどんなところですか
中西・松本「面白さはなんやろ??(笑)」
松本「しんどいくらい?(笑)」
中西「でも相手のSHとの駆け引きは面白いです」
松本「せやな!」
―目指しているスタイルのようなものはありますか
中西「うーん…。芦田さん(一顕=人卒)かな。尊敬しています」
松本「僕もそうですね!」
―自分のアピールポイントは
松本「(中西)健太はディフェンスやろ?」
中西「そうやな。ディフェンスやな」
松本「僕はオフェンスかな。アタック…」
中西「とにかく足が速いな!」
―参考にしている選手はいますか
中西「1、2、3年の時はそらな!芦田さんやな」
松本「当然やな」
中西「4年になっては…あんまりトップリーグとかは見ないので分からないです」
松本「日和佐篤(サントリーサンゴリアス)はな!見ていて楽しいかな」

―SHの見せ場は
松本「難しいな…」
中西「なんやろな…。あんまり俺らはできひんけど最後のパス、ウイニングパスかな」
松本「スタートは全部SHからやからそこかな」
―決まったらうれしいプレーはありますか
松本「まぁハイパンが決まったらうれしいな」
中西「ラインアウトからのパスとか…。一個一個、全部のパスがうまくいったらうれしいです」
―高校時代の思い出話を一つ聞かせてください
中西「一番は試合後に試合で倒れた回数分のランパスをさせられたことです。試合前に何も言われてなかったのに、試合後にいきなり言われて。あれは…」
松本「花園でトライしたことです」
―高校時代で印象に残っている試合は
中西「2年生時の花園での東海大仰星高との試合です。対面は芦田さんやって…。この試合勝ったんですよ!春の選抜大会は2点差で負けて、練習試合も3回くらいやったんですけど全部僅差で負けていて。花園でやっと勝つことができたので印象深いです」
松本「近畿大会で東海大仰星高とやった時です。対面は芦田さんで(笑)。「あぁ、この人か…」ってその時思いました。上手でしたね」
―関学を選ばれた理由は
松本「僕は高等部なんで…。でもやっぱり高校を選ぶ時は大学のことも意識していましたね。大学でもラグビーを、という風には思ってなくて最初は大学ではアメフトをやろうかなと思ったりもしていて。でも結局先輩もいるし、高校ではキャプテンもしていたのでラグビーを続けることにしました」
中西「中学の頃から関学がかっこいいなと思ってたので入りました」
―大学ラグビーでうれしかったこと、悔しかったことを一つずつ挙げてもらえますか
松本「1年の時にAで最後20分くらいでしたけど試合に出られたことがうれしかったです。悔しかったことは2年前の明大戦、客席から見てて悔しかったです」
中西「うれしかったことは1年生の時の納会で新人賞みたいなものをもらったことです。悔しかったのは僕も2年の時の明大戦ですね。芦田さんが足を骨折されていて全然動けてなくて、芦田さん自身もめっちゃしんどそうで代わって欲しそうやったんですけど、なかなか試合に出られなくて。ラスト何分かでやっと出たんですけど、あれは悔しかったですね」

―お二人ともBKリーダーをされていることのことですが、仕事の内容はどんなことですか
中西「みんな(松本・春山悠太(文4))は練習前に練習の意図を伝えたりBKのまとめ役をしているんですけど、僕は盛り上げ役ですね。」
松本「幹部がほとんどAなんですけど僕は下のチームだったので、下の意見や思いを伝えてチームの底上げができたらと思ってやっています」
―難しさはありますか
中西「1年の時から練習でも試合でも声を出してやってきたので、ずっとやってたことをやっているだけなので大変ではないです」
松本「やっぱり人数が多いと不満も出てくるので、一人一人とコミュニケーションを取って上にどう伝えていくかっていうのは難しさもありますね」
―BKリーダーをする上で心掛けていることはありますか
中西「チームが落ちていたら幹部も落ちてしまったりすると思うんですけど、そんな時こそ盛り上げていこうと思っています。今年はまだそんなに落ちることもなくいい感じでやれているとは思います。盛り上げていこうってことは常に思っているんですけど、実際今けがをしていて全然何もできていないです…」
松本「前向きに、ポジティブにやろうって思っています。後輩たちにもネガティブなところは見せんようにしていて、前向きな姿勢で居続けることを意識しています」
―BKリーダーとして目指しているものはありますか
中西「今、関学のBKはどんどんレベルが上がってきていて、見ているとパス回しにしても関東に通じるところはあると思うんです。だから雑誌に『どうやって激変したのか、関学BK』みたいな感じで取り上げられたらうれしいなと思います」
松本「チーム全体が同じスキル、考え方を持って毎試合決められた動きの中で試合に勝てたらと思います」
―春シーズンを振り返って、今年のBKはいかがでしたか
中西「正直BKでは負けてなかったです。関大でやられてしまったけど、ほんまにBK対決は勝っていると思いますね」
松本「今年のチームは波に乗ったら強いけどどっかでくじけたら落ちてしまうところがある思うので、このまま気を抜かずやっていくことが大事やと思いますね」
―個人的にはどうでしたか
中西「自分自身は最低でしたね…。昨年の終わりにけがをしてしまって春も全然試合に出ることができなかったので」
松本「僕はけがせず徐々に上のチームに上がってきて、いい形で今はBにいます。健太がこれまでずっと試合に出ていて、長期離脱して…。抜けた穴を湯浅(航平=人3)や徳田(健太=商1)が埋めてくれているんですけど、自分も頑張らなと思います。チーム力を上げられるくらいの気持ちでもっと頑張りたいです!」

―BKでは下級生も多く試合に出ていると思いますが、指導したりしますか
中西「同じポジションだったら知っていることは教えたりもしますけど、一緒に練習するって感じですね。特にSHは仲が良くて。いつも朝練が終わってから練習したり、夜練が終わってもやったりしますね」
―ではお二人が思う乗りに乗っているSHの後輩を一人教えてください
松本「徳田ちゃう?」
中西「いいなぁ!何でもできるからな」
松本「高等部でSH、それにキャプテンと被るとこが多いんですけど、見ていたらすごく頑張っている子なんで負けられへんなと思います」
―今年成し遂げたいことを教えて下さい
中西「4年生全員で試合っすね」
松本「そうやな」
中西「レギュラーとして全員が頑張りたいです」
松本「レギュラーで全員が出たらチームの士気も高まると思うし」
―最後にラストイヤーにかける意気込みをお願いします
中西「ほんまに後がないので…。あれができんかったーって来年言いたくないので、早くけがを直してほんとに頑張りたいです」
松本「やりきるしかないですね。3歳の時から始めて18年間ラグビーをしてきてもういい、飽きたなと(笑)。頑張ってやり切って有終の美を飾りたいです」

(左から)
■松本晃忠(まつもと・あきただ)/関学高等部/社4/170㌢・69㌔/ボーリング
■中西健太(なかにし・けんた)/尾道高/経4/168㌢・65㌔/小説を読むこと