「新里組~Challenge~」
『スピリッツ』vol.48
投稿日時:2011/08/27(土) 22:50
菅平合宿も終盤に差し掛かり、関学は東海大と対戦した。Aチームは5―52で大敗を喫するも、Bチームは接戦を展開する。しかし結果は、A、Bチームともに敗北に終わった。「これが今の実力。だが収穫はあった」。今試合の反省を生かし、合宿最終戦となる早稲田戦に挑む。

【東海大戦】
菅平合宿4戦目。関東の強豪校である東海大との一戦にA・Bチームは意気込んで試合に臨んだ。試合開始5分、先制点を奪ったのは東海大。自陣での反則からチャンスを与え、インゴールへと走り込まれた。その後関学は果敢に攻め入るも、なかなか得点に結びつけることができない。パス回しに乱れが見られ、結局トライを1本も取ることができずに0―24前半を終える。後半に入っても東海大の勢いはとまらなかった。次々にトライを奪われ、点差はさらに広がることに。ラックから抜け出したナンバー8小原(人4)のトライで5点を返したものの、最終スコアは5―52。関東の強豪校を前に大敗を喫した。
Aチームの試合の後に行われたBチーム戦。開始早々、ナンバー8芳村(法3)がトライを決めチームを盛り立てる。しかし直後にターンオーバーから得点を許し、そのまま立て続けにトライ奪われてしまう。反則が目立ち、攻撃のリズムに乗り切ることができなかった関学。12―26で前半を折り返し、勝負の行方は後半へ。逆転に向けリザーブを投入し臨んだ後半戦。後半開始直後、モールで押し込みトライを奪うことに成功する。その後攻撃の入れ替わりが激しくなり、試合はこう着状態に。均衡を破ったのは関学だった。自陣から鋭いパス回しで敵陣へ侵入。走り込んだCTB春山(文3)から絶妙なタイミングでFB畑中啓(商2)へボールが渡り、最後にWTB畑中康(商4)がトライ。点差は4点に縮まった。怒とうの反撃を見せた関学。しかし逆転トライを奪うことはできず、試合終了。健闘したものの22―33で勝利を逃した。
【菅平合宿】
「Aの試合は気持ちが切れた部分も見え、残念だった。Bは絶対勝とうという意識で最後まで粘り強くやってくれた」。主将・新里涼(社4)はそう試合を振り返る。この試合では敗北を喫した関学。しかし菅平合宿を通して得るものは大きい。実戦を重ねていくことで、今までやってきたことの成果を実感できた。また「今のチームはきついラグビーをする中でも楽しんでプレーをしている」と新里は言う。菅平合宿最終戦は早大戦。「菅平合宿の集大成。自分たちのラグビーを楽しんでやれば結果は付いてくる。最後に勝って終わりたい」。菅平合宿有終の美を飾るべく闘志を燃やす。(宮本直実)

【東海大戦】
菅平合宿4戦目。関東の強豪校である東海大との一戦にA・Bチームは意気込んで試合に臨んだ。試合開始5分、先制点を奪ったのは東海大。自陣での反則からチャンスを与え、インゴールへと走り込まれた。その後関学は果敢に攻め入るも、なかなか得点に結びつけることができない。パス回しに乱れが見られ、結局トライを1本も取ることができずに0―24前半を終える。後半に入っても東海大の勢いはとまらなかった。次々にトライを奪われ、点差はさらに広がることに。ラックから抜け出したナンバー8小原(人4)のトライで5点を返したものの、最終スコアは5―52。関東の強豪校を前に大敗を喫した。
Aチームの試合の後に行われたBチーム戦。開始早々、ナンバー8芳村(法3)がトライを決めチームを盛り立てる。しかし直後にターンオーバーから得点を許し、そのまま立て続けにトライ奪われてしまう。反則が目立ち、攻撃のリズムに乗り切ることができなかった関学。12―26で前半を折り返し、勝負の行方は後半へ。逆転に向けリザーブを投入し臨んだ後半戦。後半開始直後、モールで押し込みトライを奪うことに成功する。その後攻撃の入れ替わりが激しくなり、試合はこう着状態に。均衡を破ったのは関学だった。自陣から鋭いパス回しで敵陣へ侵入。走り込んだCTB春山(文3)から絶妙なタイミングでFB畑中啓(商2)へボールが渡り、最後にWTB畑中康(商4)がトライ。点差は4点に縮まった。怒とうの反撃を見せた関学。しかし逆転トライを奪うことはできず、試合終了。健闘したものの22―33で勝利を逃した。
【菅平合宿】
「Aの試合は気持ちが切れた部分も見え、残念だった。Bは絶対勝とうという意識で最後まで粘り強くやってくれた」。主将・新里涼(社4)はそう試合を振り返る。この試合では敗北を喫した関学。しかし菅平合宿を通して得るものは大きい。実戦を重ねていくことで、今までやってきたことの成果を実感できた。また「今のチームはきついラグビーをする中でも楽しんでプレーをしている」と新里は言う。菅平合宿最終戦は早大戦。「菅平合宿の集大成。自分たちのラグビーを楽しんでやれば結果は付いてくる。最後に勝って終わりたい」。菅平合宿有終の美を飾るべく闘志を燃やす。(宮本直実)