「新里組~Challenge~」
夏シーズン特別企画『4年目の夏』 第10回
投稿日時:2011/08/18(木) 09:45
数回にわたって4年生の思いを伝えてきた「4年目の夏」。最終回となる今回は、2011年度関学ラグビー部を率いてる主将・新里涼さんと副将・小原渉さんにお話を伺いました。春シーズンを振り返り、そして夏への意気込みを語っていただきました。

―8月14日までの一次合宿ではどんな練習を
小原「FWはモールやゴール前での押し込みなど、課題が明確だったので、そこを重点的に。そこはFWで点を取るところだと思っているので、去年からもずっと継続してやっています」
新里「BKは春から継続のパススキルを。春と同じような練習だけど、ただ意識するところをちょっと変えて、春から少しレベルアップしたものになるように意識しました。後は、コンタクト。ブレイクダウンからBKでボールを出すところもあるから、BKだけでもいい球を出せるように、結構激しい練習もしました」
―FWとBKの連携については
新里「一次合宿でBKはミスが多くて、アタックディフェンスや一次攻撃でミスをしてしまって。ボールをキープして攻めるというのができていませんでした。パート練では目立たなかったミスも、相手が前に立った時に出たりして。FWには迷惑をかけてしまいました。この一次合宿で出た課題を、二次合宿ではアタックから精度上げてやっていきたいです」
小原「そうですね。シークエンスなど、4年生が中心になって考えて決めて、ひとりひとりの役割を細かく決めたので、FWは動きやすくなりましたね。春にはシークエンスがなくて、無駄走りも多くて崩されたりもしたんですけど、夏からシークエンスをチームに落とし込んで、一次合宿にはチームに浸透してるかなって。やっていることはまちがっていないと思うんで、二次合宿で関東の大学との試合の中で、7月や一次合宿でやってきたことをどれだけ出せるかが大事になってくると思います」
―春、新チームが始動し、チームの方向性も変化しました。春シーズン始めの時の試合での印象は
新里「京産大戦ではやってきたことが出た部分もあって。春はがむしゃらにボールを動かすことを考えていて、いきあたりばったりな部分があったけど、それがあるから、今の攻め続けるラグビーに結びついていると思うので。それは良かったかなと思います」
―慶應大や関東学院大など、関東の大学からも白星も挙げました
小原「勝てたこと自体は良かったし、それまでやってきたことに自信は持てたと思います。でも次の青学大に大差で負けたり…まだまだだなって思いました。結果を出すところは出せたので、やっぱり継続が大事だと思いますね」

―試合内容としてはいかがですか
新里「…最後の同大戦は完敗でしたね。いい形でトライも挙げられなくて、良くなかったです。それ以外の関大戦とかはBKでトライ取れたり、負けた試合もあるけど、収穫はあったと思います」
―足りないと感じた部分は
新里「ディフェンス、ボールキャリアやボディコントロール。1対1の場面でも少しでもゲインできれば、インゴールにいけるんで。あとは、BKの展開力。まだまだ関東の大学には、パスにしても負けているので、精度を上げていきたいですね」
小原「1対1の接点と、ディフェンス。あとは一次合宿でやったモールと押し込み。モールは去年もだけど、関学の強みにしたいと思ってて、強化したい部分ですね。春はキック蹴らないでひとりひとりの能力をあげる目的でもいろいろ回していたんですけど、これからは場合に応じてキックも使ったり、FWのセットプレーも大切になってくるので、やってきたことを出し切って頑張ります」
―今のチームの状況は
新里「一次合宿はかなり良かったんじゃないかなって思います。チーム全体で意思統一して、全員の共通意識ができたと思います。充実した一次合宿でしたね」
―二次の菅平合宿については
新里「試合するのは強い学校が相手で、しかも試合数も少なくて。試合後に練習してって形になると思います。試合で出た課題を練習でつぶして、また次の試合に挑むっていう流れで、次の試合までに準備期間があるので。試合ごとに成長できるようにしたいですね」
―二次合宿での目標はありますか
新里「全部勝ちたいです。関東に勝つということは、かなり自信が生まれると思うし、チームの雰囲気も上向きになると思います。結果も大事にして、それにともった試合内容にしていきたいです。」
―夏から秋にかけてすべきことは
新里「アタックとシークエンス、ディフェンスの練習も継続してやって、意思統一もできてきた部分を、試合でどれだけ出せるか、二次合宿の試合で試して…そこで通用しないと関西でも勝てないと思っているので。BKとしてはセットプレーからの攻撃からも確実にゲイン取れるように。二次合宿でも意識して、二次合宿で仕上げてリーグ戦に挑みたいです」
小原「7月からシークエンスやってと落とし込んで、一次合宿では意思統一もできてきて。二次合宿ではやってきたことがどれだけやれるかが大事だと思います。シークエンスは絶対で、それが通用するくらいの精度にできたらいいなと思います。FWだけで言えば、モールやセットプレーをしっかりしないと関東の大学には勝てないので。そこでも点を取れるように頑張ります」
―現段階でのディフェンスの仕上がりは
新里「…春に比べたら良くはなっているかな。一次合宿ではたくさん練習したので、二次合宿で成果出して、関東の強いアタックに継続してアタックできるかが課題ですね」

―チームの目標を達成するためのカギは
小原「春から「動かす」「チャレンジする」っていうのを徹底してきました。自分たちで決めてやってきたことを1年間やり通すっていうことですかね。攻め方とか使い分けるんじゃなくって、変えずにやり通すっていうことですね」
―最後に、この夏にかける思いを聞かせてください
新里「一次合宿は14日で終わったんですけど、チームの雰囲気も良い状態で終われたと思います。菅平合宿でもっといい雰囲気になって…。試合に勝つことも大事なので、関東の大学にも勝って今年やろうとしているラグビーを菅平で完成に近付けれるように、最後の夏、死ぬ気で頑張ります」
小原「一次合宿、ずっと練習やってきて、1年生から4年生までみんなキツかったと思います。でもみんなでやり切れて。そのやってきたことを「やって良かった」と思えるように、菅平で関東の大学に勝利することは大きい意味を持つと思います。絶対勝って、自分らのラグビーを完成させられるように頑張ります」
■新里涼(しんさと・りょう)/社4/大工大高/172㌢、84㌔/スポーツ
■小原渉(おばら・わたる)/人4/東筑高/180㌢、95㌔/カラオケ

―8月14日までの一次合宿ではどんな練習を
小原「FWはモールやゴール前での押し込みなど、課題が明確だったので、そこを重点的に。そこはFWで点を取るところだと思っているので、去年からもずっと継続してやっています」
新里「BKは春から継続のパススキルを。春と同じような練習だけど、ただ意識するところをちょっと変えて、春から少しレベルアップしたものになるように意識しました。後は、コンタクト。ブレイクダウンからBKでボールを出すところもあるから、BKだけでもいい球を出せるように、結構激しい練習もしました」
―FWとBKの連携については
新里「一次合宿でBKはミスが多くて、アタックディフェンスや一次攻撃でミスをしてしまって。ボールをキープして攻めるというのができていませんでした。パート練では目立たなかったミスも、相手が前に立った時に出たりして。FWには迷惑をかけてしまいました。この一次合宿で出た課題を、二次合宿ではアタックから精度上げてやっていきたいです」
小原「そうですね。シークエンスなど、4年生が中心になって考えて決めて、ひとりひとりの役割を細かく決めたので、FWは動きやすくなりましたね。春にはシークエンスがなくて、無駄走りも多くて崩されたりもしたんですけど、夏からシークエンスをチームに落とし込んで、一次合宿にはチームに浸透してるかなって。やっていることはまちがっていないと思うんで、二次合宿で関東の大学との試合の中で、7月や一次合宿でやってきたことをどれだけ出せるかが大事になってくると思います」
―春、新チームが始動し、チームの方向性も変化しました。春シーズン始めの時の試合での印象は
新里「京産大戦ではやってきたことが出た部分もあって。春はがむしゃらにボールを動かすことを考えていて、いきあたりばったりな部分があったけど、それがあるから、今の攻め続けるラグビーに結びついていると思うので。それは良かったかなと思います」
―慶應大や関東学院大など、関東の大学からも白星も挙げました
小原「勝てたこと自体は良かったし、それまでやってきたことに自信は持てたと思います。でも次の青学大に大差で負けたり…まだまだだなって思いました。結果を出すところは出せたので、やっぱり継続が大事だと思いますね」

―試合内容としてはいかがですか
新里「…最後の同大戦は完敗でしたね。いい形でトライも挙げられなくて、良くなかったです。それ以外の関大戦とかはBKでトライ取れたり、負けた試合もあるけど、収穫はあったと思います」
―足りないと感じた部分は
新里「ディフェンス、ボールキャリアやボディコントロール。1対1の場面でも少しでもゲインできれば、インゴールにいけるんで。あとは、BKの展開力。まだまだ関東の大学には、パスにしても負けているので、精度を上げていきたいですね」
小原「1対1の接点と、ディフェンス。あとは一次合宿でやったモールと押し込み。モールは去年もだけど、関学の強みにしたいと思ってて、強化したい部分ですね。春はキック蹴らないでひとりひとりの能力をあげる目的でもいろいろ回していたんですけど、これからは場合に応じてキックも使ったり、FWのセットプレーも大切になってくるので、やってきたことを出し切って頑張ります」
―今のチームの状況は
新里「一次合宿はかなり良かったんじゃないかなって思います。チーム全体で意思統一して、全員の共通意識ができたと思います。充実した一次合宿でしたね」
―二次の菅平合宿については
新里「試合するのは強い学校が相手で、しかも試合数も少なくて。試合後に練習してって形になると思います。試合で出た課題を練習でつぶして、また次の試合に挑むっていう流れで、次の試合までに準備期間があるので。試合ごとに成長できるようにしたいですね」
―二次合宿での目標はありますか
新里「全部勝ちたいです。関東に勝つということは、かなり自信が生まれると思うし、チームの雰囲気も上向きになると思います。結果も大事にして、それにともった試合内容にしていきたいです。」
―夏から秋にかけてすべきことは
新里「アタックとシークエンス、ディフェンスの練習も継続してやって、意思統一もできてきた部分を、試合でどれだけ出せるか、二次合宿の試合で試して…そこで通用しないと関西でも勝てないと思っているので。BKとしてはセットプレーからの攻撃からも確実にゲイン取れるように。二次合宿でも意識して、二次合宿で仕上げてリーグ戦に挑みたいです」
小原「7月からシークエンスやってと落とし込んで、一次合宿では意思統一もできてきて。二次合宿ではやってきたことがどれだけやれるかが大事だと思います。シークエンスは絶対で、それが通用するくらいの精度にできたらいいなと思います。FWだけで言えば、モールやセットプレーをしっかりしないと関東の大学には勝てないので。そこでも点を取れるように頑張ります」
―現段階でのディフェンスの仕上がりは
新里「…春に比べたら良くはなっているかな。一次合宿ではたくさん練習したので、二次合宿で成果出して、関東の強いアタックに継続してアタックできるかが課題ですね」

―チームの目標を達成するためのカギは
小原「春から「動かす」「チャレンジする」っていうのを徹底してきました。自分たちで決めてやってきたことを1年間やり通すっていうことですかね。攻め方とか使い分けるんじゃなくって、変えずにやり通すっていうことですね」
―最後に、この夏にかける思いを聞かせてください
新里「一次合宿は14日で終わったんですけど、チームの雰囲気も良い状態で終われたと思います。菅平合宿でもっといい雰囲気になって…。試合に勝つことも大事なので、関東の大学にも勝って今年やろうとしているラグビーを菅平で完成に近付けれるように、最後の夏、死ぬ気で頑張ります」
小原「一次合宿、ずっと練習やってきて、1年生から4年生までみんなキツかったと思います。でもみんなでやり切れて。そのやってきたことを「やって良かった」と思えるように、菅平で関東の大学に勝利することは大きい意味を持つと思います。絶対勝って、自分らのラグビーを完成させられるように頑張ります」
■新里涼(しんさと・りょう)/社4/大工大高/172㌢、84㌔/スポーツ
■小原渉(おばら・わたる)/人4/東筑高/180㌢、95㌔/カラオケ