「新里組~Challenge~」
夏シーズン特別企画『4年目の夏』 第3回
投稿日時:2011/07/18(月) 19:59
第3回目のテーマは「7回目の夏」。大分舞鶴高での出会いから7年。3人の学生ラグビー生活、最後の夏にかける思いとは。

―ラグビーはいつから始めましたか
牛島・村本「小3からです」
平野「中1からです」
―高校時代のラグビー部は
平野「厳しかったですね」
―関学のラグビー部はどうですか
平野「想像以上にキツかったですね」
―高校時代から一緒の3人ですが、お互いの第一印象は
村本「牛島は坊主だったよね」
牛島「村本は体大きくて、同学年とは思えないケツしてました」
平野「2人とも県外から来てて、すごい選手なんだろうなって思いましたね」
牛島「そうなんスよ。俺と村本は高校時代から一人暮らしをしています」
―高校時代、印象に残っている試合はありますか
牛島「初めてメンバー入りした九州大会の試合です」
村本「花園での最後の試合。長崎北陽台高との試合でした」
平野「花園で途中で出た時。思い出というか、印象に残っていますね」
―新里組がスタートしてしばらく経ちますが、形はできてきていますか
平野「去年とは違って、アタック中心で、うまくいっていないところもあるけど、これから夏にかけて、精度もあがってくるんじゃないかなって思います」
―今年の関学ラグビー部の違うところは
村本「BKからも展開するようになりました」
―春シーズンの感想は
村本「慶應大や関東学院大にも勝って、自分たちのいい部分でたら勝てるんですけど、自分らの形が出せなかったらうまくいかないですよね」
―それはどうしたら変わると思いますか
村本「春からやっているスタイルを貫くこと。夏からはディフェンスもやっていくんですけど、自陣の深いところから攻めたり、攻め方も幅広くできたらなって思います」
―幹部になって、気持ちの変化は
平野「今までは練習中とかあんまりしゃべらなかったんですけど、積極的に話すようには意識しています。去年までは言われたらやるって感じだったんですけど」
村本「…そうっすね。BKリーダーにも選ばれて、真面目にやらないといけないなって思いますね」
牛島「今までは上回生の先輩に頼って「しゃべらなくてもいいかな」って思ってたんですけど、今自分が一番上に立つようになって、ゲームキャプテンもやったりして、積極的に話さないとなって思いますね」
―チーム作りについてはどうですか
牛島「上下関係があんまりなくて、言いたいこと言い合えますね」
平野「例年に比べて、決まりも増やしたり、規律正しくできていると思います。忘れ物や遅刻も減っていると思いますね」
―目標達成への鍵は
牛島「やっぱり、春からやっているラグビーを貫くことですかね。夏越えたら、また必要なものが見えてくると思うので。それも踏まえながら、いいものを作っていけたらなって思います」
―ラグビ―の魅力って何だと思いますか
村本「チームスポーツでコンタクトがあるところ」
牛島「体ぶつけたりするのは他の競技ではあんまりないし、直接当たることで共有できることもあるし、チームスポーツでできてるなって思います」
平野「そうですね。コンタクトのあるスポーツで他の競技にはないことができるのが魅力ですかね」
―今年がラストイヤーになりますが
牛島「小学生の頃からやっているラグビーも、もう最後だと思うんで、すべて出し切りたいです」
村本「僕も学生スポーツは最後なんで。これだけ頑張ることもないと思うし、悔いの残らないように頑張ります」
平野「2人と同じになるんですけど、こんなにやるのは社会人になってもないと思うので。悔いないようにやりたいですね」
―個人的な目標は
平野「今は下のチームにいて、でも4回生が上のチームでやるのは大事なことだと思うので。少しでも上のチームで試合に出たいですね」
村本「試合に出て勝つことです」
牛島「上のチームも下のチームも関係なく、チームが勝つことに集中したいです」
(左から)
■平野賢二(ひらの・けんじ)/理4/大分舞鶴高/175㌢、95㌔/温泉
■村本聡一郎(むらもと・そういちろう)/文4/大分舞鶴高/177㌢、83㌔/バイク
■牛島克幸(うしじま・かつゆき)/法4/大分舞鶴高/178㌢、77㌔/地元の喫茶店巡り