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「新里組~Challenge~」

夏シーズン特別企画『4年目の夏』 第2回

投稿日時:2011/07/14(木) 16:54

第2回は「國學院久我山の絆」。國學院久我山高、そして関学へと同じ道を歩んできた2人の思いに迫る。


―國學院久我山高校時代、お互いの印象は
小川「菅ちゃんは身体能力が高いです」
菅「チョモステップ。キレがすごいんです」

―高校時代から仲がいいのですか
菅「1学年30人近くいたんですが1年のときから3年間同じクラスだったし、ずっと仲いいです」

―高校時代で一番印象に残っている試合は
小川「花園の天理戦です」
菅「僕もですね。これが引退試合になったので」

―関学に進学したということですが、どのような経緯ですか
小川「監督に薦められたからです」
菅「文武両道、素晴らしい環境だと思ったからです。…嘘です(笑)正直、僕も監督に薦められたんで来ました。」

―実際、関学ラグビー部の一員となって
菅「楽しいです」

―今年のラグビー部の強みとは
小川「仲がいいことじゃないですかね。みんなが意見を言える環境があると思います」



―春シーズンを終えて
菅「結果がついてきませんでした。ディフェンスとかやらないといけないことがたくさん見えました。危機感を持ってやっていかないと」

―逆に成果が見えたところなど
菅「負けた試合もあったけど、慶応義塾大や関東学院大といった関東強豪校と互角に試合ができた事。通用するところもある、と少し自信になりましたね」

―幹部学年となって
小川「春は(新里)涼に頼りきりになってしまったところがあります。下のチームで試合に出るときは、自分から率先して引っ張っていこうとは意識していました」
菅「自分もです。反省点ですね」

―後輩指導の大変さは
小川「大変というよりは…。変なプレーはできないです。思いっきりやることを意識しています」

―練習中、意識していることは
小川「分からなくても思いっきりやるようにしてます」
菅「今までは考えずにプレーしてたところが。最近は頭を使ってプレーするように心がけています」



―高校と大学のラグビーの違いは
小川「全然違いますね。体の大きさもプレーも。頭を使わないといけないし」

―4年間は早かったですか
小川「早かったね」
菅「あっという間でした」

―関学での試合で、印象に残っている試合は
小川「1年生の時の同志社戦」
菅「僕もです」

―チーム目標である関西制覇、国立出場を達成するために必要なものは
菅「ありすぎますね…」
小川「信じてやり切ること…ですかね」

―この夏はどんなシーズンにしたいですか
菅「充実したシーズンにしたいですね」

―では最後に個人的な目標を
菅「レギュラーで試合に出ること」
小川「Aチームで試合に出ることです」


 
■小川知樹(おがわ・ともき)/社会学部4回生/國學院久我山高/LO・NO8/187㌢。90㌔。/田舎を満喫
■菅秀平(かん・しゅうへい)/経済学部4回生/國學院久我山高/LO・FL・NO8/180㌢。85㌔。/田舎を楽しむ