「緑川組~MOVE~」
『スピリッツ』vol.32
投稿日時:2010/12/22(水) 21:42
全国大学ラグビー選手権大会、初戦の相手は九州では負けなしの福大。九州の強豪を相手に「関学らしさ」を見せつけ、43―12で勝利を手にした。

<『スピリッツ』vol.32>
【目標は日本一】
再び出陣のときがやってきた。日本一を懸けた朱紺の戦士たちの戦いが始まりを告げる。関西大学Aリーグでは天理大相手に敗戦を喫し、3連覇の夢は散った。その敗戦から2週間、チームはディフェンス面を見直しさらなる強化を図る。そして、全国大学ラグビー選手権大会に挑んだ。
初戦の相手は全勝で優勝を決めた九州の強豪校である福大。自力では勝る関学だったが、前半は得点を奪うことができず苦戦する。相手ディフェンスを翻弄(ほんろう)するパス回しを繋いでいく。何度もトライのチャンスが巡ってきたが、相手の粘りのディフェンスを前に点を取り切ることができない。しかし前半16分、相手の反則からゴール前でラインアウトを獲得。FWがリーグ戦を通して見せたモールの強さを見せつける。最後はナンバー8小原(人3)がラックから抜け出しトライ。関学が得意とする形で先制点を奪い取った。5分後にはSO渕本(社4)の絶妙なパスでWTB松野尾(社4)がトライを決め5点を追加する。その後福大に1トライ許し、12―7で前半を折り返す。
後半開始早々、ミスから陣地内でボールを奪われ危ない場面を迎える。しかしその場を何とか凌ぎ切ることができた関学。この最大のピンチを切り抜けた後、流れは関学に傾き始める。後半8分、HO緑川(商4)が2本続けてトライ。相手を突き放すことに成功する。勢いに乗り出した関学は小原が2つ目のトライ、最後はWTB長野(社4)がダメ押しのトライを決め、43―12で試合を制した。
【次戦の相手は】
見事初戦を突破した関学。目標とする日本一に一歩近づいた。しかし次戦の相手は関東大学対抗戦Aで優勝を果たした早稲田大。夏の練習試合で大敗を喫した相手でもある。その相手にどのように戦うのか、関学の真価が問われる。(宮本直実)

<『スピリッツ』vol.32>
【目標は日本一】
再び出陣のときがやってきた。日本一を懸けた朱紺の戦士たちの戦いが始まりを告げる。関西大学Aリーグでは天理大相手に敗戦を喫し、3連覇の夢は散った。その敗戦から2週間、チームはディフェンス面を見直しさらなる強化を図る。そして、全国大学ラグビー選手権大会に挑んだ。
初戦の相手は全勝で優勝を決めた九州の強豪校である福大。自力では勝る関学だったが、前半は得点を奪うことができず苦戦する。相手ディフェンスを翻弄(ほんろう)するパス回しを繋いでいく。何度もトライのチャンスが巡ってきたが、相手の粘りのディフェンスを前に点を取り切ることができない。しかし前半16分、相手の反則からゴール前でラインアウトを獲得。FWがリーグ戦を通して見せたモールの強さを見せつける。最後はナンバー8小原(人3)がラックから抜け出しトライ。関学が得意とする形で先制点を奪い取った。5分後にはSO渕本(社4)の絶妙なパスでWTB松野尾(社4)がトライを決め5点を追加する。その後福大に1トライ許し、12―7で前半を折り返す。
後半開始早々、ミスから陣地内でボールを奪われ危ない場面を迎える。しかしその場を何とか凌ぎ切ることができた関学。この最大のピンチを切り抜けた後、流れは関学に傾き始める。後半8分、HO緑川(商4)が2本続けてトライ。相手を突き放すことに成功する。勢いに乗り出した関学は小原が2つ目のトライ、最後はWTB長野(社4)がダメ押しのトライを決め、43―12で試合を制した。
【次戦の相手は】
見事初戦を突破した関学。目標とする日本一に一歩近づいた。しかし次戦の相手は関東大学対抗戦Aで優勝を果たした早稲田大。夏の練習試合で大敗を喫した相手でもある。その相手にどのように戦うのか、関学の真価が問われる。(宮本直実)