「緑川組~MOVE~」
『スピリッツ』vol.27
投稿日時:2010/11/21(日) 19:34
4勝1敗で迎えた同大戦。最終戦に優勝争いを持ちこむためにも、負けられない試合となった。両校一歩も譲らない展開の中、気持ちの強さを見せ28―25で勝利。接戦をものにし、3連覇への望みを最終節の天理大戦に繋いだ。

<『スピリッツ』vol.27>
【全員DF】
関学キックオフで始まったこの試合。開始早々、関学はミスから同大に攻め入られ、先制トライを許す。しかし16分、敵陣ゴール前でラインアウトを獲得。そこから得意のモールで前に前に進んでいく。最後はNO8小原(人3)がモールから抜け出し同点トライを決めた。このトライで流れは関学に傾き始める。敵陣22メートルライン、同大のラインアウトでボールを奪い取った関学。CTB村本(文3)、LO臼杵(法1)、CTB田中(商4)へ相手のディフェンスを崩す、華麗なパス回しを見せる。そして、最後にパスを受けた田中が空いたスペースに入り込みトライ。12―5とし、同大を突き放すことに成功する。その後、同大に2点差まで追い込まれるも、試合終了間際にはHO緑川(商4)がモールから抜け出しそのままトライ。前半を21―12で折り返す。
9点リードで迎えた後半。自陣で激しい相手の攻撃に反則を重ねてしまう。ペナルティキックを与え、3点差まで詰め寄られる。苦しい場面が続く中、関学も意地を見せ小原がこの日2本目のトライを決めた。そして、同大の猛攻を懸命なタックルで凌いでいく。苦しい時間が続いた後半だったが、同大の追い上げに耐え抜き、28―25で白星を飾った。
【頂上決戦】
「勝因は最後まで諦めなかったこと」と主将・緑川。後半の同大の反撃に耐え、関学は見事接戦をものにした。最終戦、3連覇に向けて天理大に挑む。これまで負けなしの天理大にどう立ち向かっていくのか。結末は12月4日に花園で確かめるしかない。(宮本直実)

<『スピリッツ』vol.27>
【全員DF】
関学キックオフで始まったこの試合。開始早々、関学はミスから同大に攻め入られ、先制トライを許す。しかし16分、敵陣ゴール前でラインアウトを獲得。そこから得意のモールで前に前に進んでいく。最後はNO8小原(人3)がモールから抜け出し同点トライを決めた。このトライで流れは関学に傾き始める。敵陣22メートルライン、同大のラインアウトでボールを奪い取った関学。CTB村本(文3)、LO臼杵(法1)、CTB田中(商4)へ相手のディフェンスを崩す、華麗なパス回しを見せる。そして、最後にパスを受けた田中が空いたスペースに入り込みトライ。12―5とし、同大を突き放すことに成功する。その後、同大に2点差まで追い込まれるも、試合終了間際にはHO緑川(商4)がモールから抜け出しそのままトライ。前半を21―12で折り返す。
9点リードで迎えた後半。自陣で激しい相手の攻撃に反則を重ねてしまう。ペナルティキックを与え、3点差まで詰め寄られる。苦しい場面が続く中、関学も意地を見せ小原がこの日2本目のトライを決めた。そして、同大の猛攻を懸命なタックルで凌いでいく。苦しい時間が続いた後半だったが、同大の追い上げに耐え抜き、28―25で白星を飾った。
【頂上決戦】
「勝因は最後まで諦めなかったこと」と主将・緑川。後半の同大の反撃に耐え、関学は見事接戦をものにした。最終戦、3連覇に向けて天理大に挑む。これまで負けなしの天理大にどう立ち向かっていくのか。結末は12月4日に花園で確かめるしかない。(宮本直実)