「小原組~ALL OUT~」
エピローグ
投稿日時:2010/03/22(月) 19:35
<『小原組ブログ ALL-OUT』終了にあたって>
長らく応援いただいた2009年度関学ラグビー部チームブログ『小原組ブログ ALL-OUT』も終わりとなりました。
この1年間の小原組の軌跡を記録してきたブログの総括として、アーカイブとしてまとめます。これから、ふと小原組の戦いを思い出したいときに参考にしていただければ幸いです。
◆『朱紺スポーツ』◆
・・・ラグビー部の部内広報紙。全26回
「vol.01」(表紙/小原 正):チーム始動。
「vol.02」(表紙/藤原 陸):京都大学定期戦。WTB藤原のAチームデビュー
「vol.03」(表紙/西川征克):練習試合vs天理大学。ナンバー8西川征の2トライ
「vol.04」(表紙/小原 正):練習試合vs法政大学。法大に完敗喫す
「vol.05」(表紙/小原 正):記念交流試合vs慶応大学。雪辱誓う
「vol.06」(表紙/片岡 将):練習試合vs同志社大学。WTB片岡、主将の代役果たす
「vol.07」(表紙/幹 部):練習試合vsNTTドコモ。課題浮きぼりに
「vol.08」(表紙/芦田一顕):関東学院大学定期戦。SH芦田が躍動
「vol.09」(表紙/F W陣):練習試合vs京都産業大学。FW陣、明暗分ける
「vol.10」(表紙/4回生達):総合関関戦。現状に変革訴える
「vol.11」(表紙/折目光弘):練習試合vs立命館大学。練習試合ながら待望の白星
「vol.12」(表紙/長野直樹):練習試合vs大阪体育大学。WTB長野、驚愕の100メートルトライ
「vol.13」(表紙/部 員):夏シーズンスタート。真夏の10キロ走
「vol.14」(表紙/西川,小原):関西大学Aリーグvs摂南大学。逆転勝利で好発進
「vol.15」(表紙/松野尾允):関西大学Aリーグvs大阪体育大学。WTB松野尾、BK陣第1号トライ
「vol.16」(表紙/小原 正):全体練習。変則日程に明言
「vol.17」(表紙/田中健太):関西大学Aリーグvs大阪産業大学。CTB田中、ステップワークで魅了
「vol.18」(表紙/松川太郎):関西大学Aリーグvs京都産業大学。関西FW対決を制す
「vol.19」(表紙/片岡 将):関西大学Aリーグvs立命館大学。WTB片岡、リベンジ果たす
「vol.20」(表紙/小原 正):優勝決定戦前日練習。胸中を語る
「vol.21」(表紙/小原 正):関西大学Aリーグvs天理大学。2連覇達成
(表紙/大滝真史):関西大学Aリーグvs天理大学。ナンバー8大滝が3トライ
「vol.22」(表紙/練習風景):リーグ最終戦前日練習。全勝への意欲を語る
「vol.23」(表紙/小原 正):関西大学Aリーグvs同志社大学。歓喜の祝勝会
「vol.24」(表紙/小原 正):大学選手権抽選会。同志社大学との再戦が決定
「vol.25」(表紙/西川征克):大学選手権一回戦vs同志社大学。東海大仰星高出身者がハイライト飾る
「vol.26」(表紙/小原 正):大学選手権二回戦vs明治大学。関東の壁崩せず。涙の結末
「特別版」(表紙/小原 正):慶応大学記念交流試合。限定300部を会場で発行
◆インタビュー企画◆
・・・ピックアップした部員、スタッフたちの独占インタビュー
『主将・小原vs副将・片岡』:新チーム始動にあたって、主将と副将のトーク
『出陣の刻、来たる。』:リーグ戦開幕直前の主将と副将へのインタビュー
『信頼と献身で。』:コンディショニングコーチ辰見氏とトレーナー代表・西嶋の思い
『指揮官の声。』:リーグ戦開幕直前、大崎監督と萩井HCへのインタビュー
『“闘”率する者。』:FW、BKリーダーたちの意気込み
『私の務め。』:主務・小島、副務・小田村の役目とは
『ALL-OUT。』:主将・小原の独占ラストインタビュー
◆特集記事◆
・・・旬な話題、部員たちに迫った特集記事
『冷静と情熱のあいだ。』:ハーフタイムのチームに迫る
『闘将、ここに帰還せり。』:主将・小原のケガから復活までのドキュメント
『舞い戻ってきた挑戦者たち。』:劇的勝利の開幕戦に密着
『スピードスターは止まらない。』:エースWTB長野の激動の上半期
『勝ちたいんや!』:選手権初戦突破
『頂は、高く険しく。』:明治大戦の敗戦
◆連載企画◆
・・・引退した4回生たちにフォーカスを当てた特集記事。全4回
『最後の10分間。』:畑中崇志、現役ラスト10分間のドキュメント
『分析班のホンネ。』:玉泉、増尾の分析班のホンネ対談
『闘志静かに燃やして』:山本真の闘姿
『克己』:前編/松田、後編/山本有のラストイヤー
◆その他◆
『ポスターで見るALL-OUT』:小原組のポスター2種類を紹介
『24のありがとう』:小原から同級生たちへ贈る、メッセージ

<最後に>
『小原組ブログ ALL-OUT』いかがでしたか?これらが小原組という関学ラグビー部の歴史の一ページを飾った最高のチームの記録になれば幸いです。
この1年間、部員をはじめ関係者のみなさまの温かいご支援のおかげで、ブログをやりきることができました。
私事ではありますが、ラグビー部への御礼としてここに少し記させていただきたいと思います。
きっかけは私が編集部の現役を引退したことでした。3年生次、編集部ラグビー部担当として51年ぶりの関西制覇という歴史的瞬間を見届たとき、「ラグビー部はこれから凄い存在になる!」という直感が私にはありました。その思いをかかえ現役を引退。そのときに、主務の小島くんと副務の小田村さんに声をかけられたことから、この1年は始まりました。
かねてより小島くんより依頼されていた主将・小原くんと副将・片岡くんへのインタビューの収録にはじまり、その後練習取材を敢行。その際、練習後の全体集合で小原くんから紹介を受け、部員120人の前であいさつしたのがまだ最近のように感じます。
それからは編集部で得たノウハウを活かし、広報活動に励みました。部員たちとの交流も深まり、また上半期はアウェーが多かったこともあり行ったことのなかった他大学のグラウンドへも足を運ぶなど、様々な経験をしました(神戸製鋼やNTTのグラウンドに行ったことも!)。その度に部員や監督・コーチ陣、ラグビー部OBの皆様に温かくむかえていただき、かけてもらった声が記者活動の活力源となりました。
やがてチームは全勝優勝、関西2連覇を達成。1年前に胸に走った予感は的中することに。残念ながら日本一には届きませんでしたが、関学ラグビー部史に輝く1年となったと思います。
関西制覇の祝勝会のあと、部員たちの全体集合のときに壇上で僭越ながらあいさつをさせていただきました。「日本一の朱紺番になります!」―。はたしてそれは叶っただろうか、は分かりませんが、いまブログ終了に際して思うことは、「日本唯一の朱紺番になれた」かなと。そう自負しています。
ここでは語りつくせぬほどの思い出と、言い尽くせぬ感謝の気持ちがあります。
100人超のラグビー部員、監督・コーチ陣、OBおよび関係者の皆様、本当にありがとうございました。そして私の活動に理解をしてくれた編集部にも、この場をお借りしてお礼を言いたいと思います。
これで『小原組ブログ ALL-OUT』は終わります。この活動あって、学生4年目を私自身ALL-OUTすることができました。また次にMOVEすることがありましたら、そのときはおつきあいしていただければ嬉しい限りです。では
朱紺番 坂口功将(体育会学生本部編集部)